＊ ページ18
男は口を割らない。
ジェシーははぁ…とわかりやすい溜息を着くと、煙草を取り出し｢火｣と言い出す。
京本｢北斗、ジェシーの煙草に火、点けてあげて｣
松村｢え、あ、うん｣
慌ててライターを取って火を点けると、ジェシーは1.2回嗜好する様に楽しんで、
｢ぐっ…｣
男の、先程銃弾を受けた箇所の間近に煙草を押し付けた。
ジェシー｢ねえ、早く｣
しゃがんだジェシーの顔が怖い。
普段おちゃらけてばっかりいるから忘れがちだけど、やっぱりカタギの人間じゃない。
いやそもそもマフィアのNo.2でしたねそうでした！
松村の心内実況など彼に聞こえるはずもなく、ジェシーは｢あー…｣と1つ単音を零すと、
ジェシー｢さっさと吐け、っつってんだろ、Motherfxxker!!｣
そんな完全アウトの英語スラングと共に、彼の銃口がまた火を噴いた。
今度は腹部、急所は外しているらしい。マフィア怖い。
ジェシー｢自分の立場わかってんの？そのお耳なーんの為に着いてるの？飾り？腹にmeet溜め込むくらいならお耳につけてあげたら？｣
森本｢ジェシー、こいつトんでるけど｣
ジェシー｢What the fxxk…樹｣
田中｢はいはぁい｣
千鳥足の田中がフラフラと男に近付く中、京本は勝手に男のポケットなどを漁って役立ちそうなものを取っては松村に渡していく。
田中｢あ〜！きょも、だ〜め！きょものおてて、よごれちゃ〜う！｣
呂律の回っていない舌でそんな事を言いながら、田中は何かの液体を男の顔面に思い切りかける。
｢ｶﾞｧｯ!!｣
田中｢あはは〜！がぁっ！だって！がぁっがあっ、あひるさ〜ん！｣
京本｢だったらこいつはフォアグラじゃん、腹割って食べる？｣
田中｢ふぉあふら〜〜〜!!!!!!!!!!｣
森本｢脂しかなさそう。不味そう｣
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ゆづ - 待ってました！本当に好きです！これからも頑張ってください！てか、このシリーズで文庫版が欲しいです！そのくらい好きです！(もし辞めることにしても、消さないでくださいね)いつも元気をもらってます。ありがとうございます (2020年8月26日 14時) (
レス) id: deb2d46d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年8月22日 15時
