306話 ページ37
ビュンと音を立てて空気を裂き、イェーガーの顎を狙う
しかし、再びショートワープによって背後に避けられた
だが、それなどAにとって予想通り
そのままバッグブリッジの要領でかかと落としに切り替える
思わぬ連続攻撃ではあったが、イェーガーは冷静に後ろに飛び退いた
そして、Aは地に足をつけると同時にイェーガーに向かって走りだし
どこからともなく取り出した短剣を構え、素早く振るわれた剣は僅かにイェーガーの腕に掠る
だが、いつまでも相手も何もしてこないはずがなく、Aの懐に蹴りを入れ込み、間合いを取らせるためにダメージを与える
主「くぅ〜・・・いったいな〜」
吹っ飛ばされながらもバク宙を行うことで地面に激突するという余計なダメージは負わなかったものの、蹴りは思った以上に重く、膝をついてお腹を押さえている
ディ「ピエロ！！」
主「っと〜、手は出さないでよ〜」
鞭を握りしめ、Aに助太刀しようとしたディーノは彼女の言葉によって止められる
骸も僅かに足が動いたのだが、あることを思い出し、静かに元の位置に戻した
主「約束忘れたの〜？Jeが動いた時は手助け無用、Jeの心配する暇があるならちょっとでもイェーガーさんとまともに戦える方法でも考えてなさ〜い」
ビシッとディーノを指さすと、よろつきながらも立ち上がり
小さく息を吐くと、バミューダが肩に乗ったイェーガーに向き直る
そして、一度目を瞑ると、覚悟を決めたような表情を見せ
左足を引くと、コンクリート製の地面に亀裂が入らんばかりの強さで地を蹴り、イェーガーの真正面へと走りだしていった
だが、それから程なくして、イェーガーは再びAの背後に現れる
主「あ、やばっ〜」
かなりのスピードで走りだしたせいで方向転換が間に合わない
そのまま突っ走るという考えもあったが
注意が背後に回ったため、自然を重心が回ってしまう
そして―――――
ザシュッ
主「うっ・・・」
左肩口から左脇腹付近まで浅くイェーガーの攻撃が入り込み、小さく鮮血が舞い上がると共に、学ランの下に着たシャツを赤く染める
イ「浅いな」
主「浅くても痛いもんは痛いの〜！」
痛む肩口を軽く押さえ、それでも一閃食らわさんと痛みを堪えて回し蹴りを繰り出すも
またショートワープで避けられてしまった
―――
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-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
