305話 ページ36
イ「ちっ」
ジロの存在に素早く反応を見せたイェーガー
すぐに回避し、直撃はしなかったものの、僅かに先ほど蹴りこまれた脇腹に炎を纏ったジロの体がかすり、小さな痛みを伴った
イェーガーは後ろへ飛んで一度間合いを鳥、その肩にまたバミューダが乗った
ジロはというと、ゴロゴロと転がってAの足元に戻ってくると
元のサイズに戻りその肩によじ登ってきた
ディ「あいつ・・・」
六「イェーガーに2度も攻撃をヒットさせるとは・・・さすがとしか言いようがありません」
誰一人としてここまでイェーガーに攻撃を当てられなかった
だが、その定義は1人の少女の手によってあっさりと覆されたのだ
何の小細工も持たぬただの蹴りと匣アニマルのフェイントという単純な組み合わせが
イェーガーに初めてダメージを与えることに成功したのだ
バ「驚いたね、まさか君がイェーガー君の動きを捉えてくるなんて思っても見なかったよ」
主「んっふふ〜、あ〜んなのここまでのショート・ワープのタイミングとかいろいろ掴んじゃえば案外簡単に読めるもんだよ〜
最もこの短時間でできるのはJeぐらいだろうけど〜」
ニコリと笑うAには、ここまで圧倒的な実力差を見せつけられたにも関わらず、焦りや不安感などまるで読み取れなかった
むしろ、なにかやってやろうという自信あふれる表情だった
主「ま、油断してたんなら次からはやめといたほうがいいよ〜、こっからさきは死ぬ気でかかってこなきゃ・・・・・・・・・死ぬよ〜」
ブワリと湧き上がるねっとりとした気味の悪い殺気
いつも以上に好戦的な殺気がAの本気度を表していた
バ「これは・・・・・・」
纏わりつくような殺気を感じ取ったバミューダ達の雰囲気が引き締まる
先程までのAに対して油断しているような節があったのだが、それは消え失せ、イェーガーは鎖を軽く握りしめた
バ「まったく厄介な奴が紛れ込んでいるな、ある程度の妨害は予想していたけどまさか直々にとはね、まぁ結局殺ってしまえば問題ないか」
バミューダは小さく不敵に笑うと、イェーガーの肩から離れる
そこから間髪入れずイェーガーはAの前方へとショートワープする
それをほぼ同時に攻撃は繰り出されたのだが、Aはにっこにこと冷たく笑い、えびぞりになって綺麗にかわす
更にそのまま体を逸らしていき、アスファルトの地面に手のひらが付いたことを感覚的に察すると、ぐっと腕に力を入れ、右足を振り上げた
―――
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-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
