300話 ページ29
―マーモンチーム 待機地点―
やや手触りのいい多くの大岩が足場を作り出した山の一角
ここはAの予想によって割り出されたマーモンチームの囮人形を配置している場所だ
こちらにもイェーガー達がいる公園と同じく、復讐者が囮人形を破壊したことにより、それが発覚した
「マーモンチームは全員偽物だということか！！」
鎖を絡めた鉄製のカバンを片手に周囲を見渡す復讐者
すると、突如復讐者の体に頑丈な岩にヒビを入れるほどの重みがずっしりとかかってきた
「1人ずつ確実に倒させてもらう」
半透明な布を払いのけ、威風堂々と額に自らの属性となる炎を灯し姿を見せたツナ、バジル、炎真
その目には強き覚悟を宿し、互いに背中を預けて復讐者と対峙する
綱「悪く思うな！！」
―
・
・
・
・
・
・
マーモンチーム、ヴェルデチームのいる地点にも囮人形が設置されていたことは
すぐにその地点に赴いた復讐者からバミューダに知らされた
同時に、マーモンチームのいる場所に向かったアレハンドロと呼ばれた復讐者の時計がツナ達の手によって壊されたこともそれでリボーンの耳にも届いた
バ「しかもその後また沢田綱吉君達3人の姿を見失った、実に巧妙だな、リボーン君」
リ「ん？」
バ「恐らく移動している彼らに炎を察知されないステルス機能のついたカバーのようなものをかぶせているね
科学者トリオの発明といったところか」
ヴェルデチームのほうには2人の復讐者が向かったようで
スモールギア、ビックピノという名前が挙がってきた
先程も言ったようにヴェルデチームも同じく囮人形だったのだが
その後、何者かの幻覚が現れ戦っているようだ
そのことから、これはその2人を足止めするための時間稼ぎだとバミューダは推測した
バ「沢田綱吉君達は次はそこに向かっていて、足止めしているビックピノ君とスモールギア君をそこで仲間と倒すつもりだ、違うかい？」
リ「どうだろーな」
ニッとボルサリーノの向こう側でリボーンは不敵に笑う
しかし、作戦がわかった上でバミューダ達がじっとしているわけもなく
イ「ではオレ達もビックピノとスモールギアの下へ飛ぶぞバミューダ
奴らの各個撃破を阻止し、全滅させる」
夜の炎を使って移動するつもりなのか、イェーガーから感じる炎圧が上がる
最も、こちらもそう簡単にこの場を離れさせるつもりなどない
作戦を次へと進めよう
―――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 117人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
