272話 ページ1
Aのその無駄のない動きに僅かに魅入ってしまったスクアーロ
そんななかでAはもう一回転、体を回し
今度はスクアーロとの間合いを軽く詰め、その勢いのまま鋭い蹴りを脇腹にお見舞いした
その華奢な体からは想像できないほとの威力の蹴りに驚きを見せつつ
スクアーロは蹴りを食らいながらも、冷静に一度間合いを取った
ス「う゛お゛ぉぉぉい・・・てめー、できるじゃねぇか」
スクアーロが詳しく知っているAの強さは、未来での記憶で知った１０年後の強さだ
さすがにそれよりは強くないだろうと思っていたが
この時代のAの実力派想像以上だった
そんな状況に、スクアーロは喜びを隠しきれずにいた
その口元に浮かび上がる笑みがそれを表している
ス「接近戦は弱いと踏んだんだが、違ったみてーだな」
主「あったりまえじゃ〜ん、Jeが日頃誰と一緒にいて、誰と楽しくケンカしてると思ってんの〜？」
確かに、正しくそうだ
Aは普段から接近戦を得意とする雲雀とケンカと言う名のバトルを繰り広げている
それなのに接近戦が苦手なはずがない
おそらく、ここまでの中遠距離攻撃をメインに使ってきたのは
スクアーロがほんの僅かな油断を引き連れ、自らが最も近接攻撃を使いやすい間合いに引き入れるためだったのだ
戦いが始まった時から布石はすでにひかれていた
その計算された戦闘パターンに思わず称賛を送りつつ
スクアーロはAが対等に戦える相手を認め、改めて剣を構えた
ス「だが、戦う相手がつえーに越したことはねぇ！！」
ギラリと光る剣に映り込むスクアーロの勇ましい笑とAの怪しげな笑み
殺気はより一層勢いを増してぶつかり合う
そんななか、Aは鎌のような武器を両手に構えた
といっても、刃は外側に付いており、更に先端の尖り具合もなかなかのもので殺傷能力は高そうだ
ス「はっ、相変わらず妙な武器ばっかり出してきやがる」
主「他人に自分の使う武器のことごちゃごちゃ言われる筋合いはな〜いよ〜んだ〜！」
その武器を雲雀がトンファーを構えるときのように静かに構え、一気に間合いを詰め
扱いにくそうな武器をいとも簡単に操り、目にも留まらぬ攻撃を繰り出していく
だが、さすがヴァリアー幹部といったところか
その素早い攻撃を見切り、スクアーロは自らの武器でそれを流し
時にかわしながら自らの攻撃を繰り出していっている
―――
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-翼-(プロフ) - Luna☆様＞ありがとうございます＾＾シルクのメンバーが出てくるかどうかはお楽しみです(^^♪これからも頑張っていきます(｀･ω･´)ゞ (2013年8月11日 16時) (
レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - sognoさん» ピエロンは正直者ですからｗいやー、書いてて結構楽しかったです(#^^#) (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
-翼-(プロフ) - マモン様＞やっぱりヒバリンとくればピエロンかな？なんて思ってそうしましたｗ羽の位置もさることながらサイズ感も悩みましたね(*´・д・)(・д・｀*)ﾈｰ (2013年8月11日 16時) (レス) id: 88a1e3fb8f (このIDを非表示/違反報告)
Luna☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 第二弾、楽しみです！今度はシルクの人も出るのですか？！楽しみ！頑張ってください！応援しています！ (2013年8月11日 2時) (レス) id: 82bb314cbd (このIDを非表示/違反報告)
sogno(プロフ) - まさかの怪物使いの番外編！ピエロンちゃんが可愛すぎました♪納得のお喋りさんｗ (2013年8月11日 0時) (レス) id: 10efac65b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-翼- | 作成日時：2013年6月29日 20時
