アンチvsアンチ抹殺部隊【リレー】【アンチ抹殺委員会】Ⅱ (ページ49)

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葉月さん(宇宙光里) ページ49

『好みの受けは！？』

天「メイド服着てると良き！！！」

『我ツンデレ派！！！』

…と謎の会話をしながらアンチを薙ぎ倒す。

自分で言ったことだけ通り、殺さずってやっぱり難しい。

だけど犠牲者はなるべく出したくないからね。

難しいことだけど“理想”を“現実”にするためだから。

『…ふぅ。これでここら一帯にはもういない感じかな？』

そう呟き、とりあえず医務室に向かう。

医務室は負傷者、それと戦うことのできない医療班がたくさんいる。

正に私達(抹殺委員会)を滅ぼしたいあいつらにとっては格好の餌だろう。

ピロン

その時こんな状況では不似合いなスマホの着信音がした。

画面を見ると、陰鸚からのメッセージが来ていた。

それは葉月さんへ薬などを作って欲しいという短い文章。

だけど私はそれに違和感を感じた。

真面目な彼女ならすぐにでもメッセージに返事をして作業に取り掛かっているはずなのだ。

私はその違和感を天星に話した。

天「もしかして、葉月さんアンチに襲われてたりするんじゃ…」

『それだ！』

間違いない、開発班はまだ人があまりおらず、1番技術を持っているのは間違いなく彼女(葉月)。

彼女がいなくなればこの委員会は崩壊する…！

『当てずっぽうでもいい、とにかく葉月さんを助けに行くよ！』

私はそう言い、葉月さん救出のために動き出した。