609 帰還なう ページ12
壁の中へ帰る途中
死体回収される中
とある死体のまえで立つリヴァイ
その死体の右手の親指の下あたりには
歯型がくっきり残っていた
おもむろにひざまつき
布を少し取り
胸元の勲章をナイフで取るリヴァイだった
『・・・』
人気のない場所に座りボーッとするルルーノ
？「ルル、こんな所にいたのか・・・」
フッと後ろから声がする
ルルーノの大好きな声だ
『リヴァイ・・・』
振り返り姿を確認するルルーノ
リヴァイ「こんな時ぐらいフード外せ・・・」
『いや・・・』
横に座りながら言うリヴァイに
フイッと顔を反対方向へ向けるルルーノ
リヴァイ「・・・こっち向け」
『やだ・・・』
リヴァイ(珍しいな・・・ルルがこんな所で壁内みたいになるのは・・・)
グイッ
リヴァイ「よし、向いたな」
『無理やり向けさせてんじゃない・・・っ！』
なおも抵抗するルルーノ
リヴァイ「別にハゲたわけじゃねぇんだから・・・いいじゃねぇか」
『乙女心が傷つくの！！』
リヴァイ「・・・」
パッと手を離すリヴァイ
体を後ろに引いてルルーノは
バタッ
ヒラリ
後ろに倒れ
その拍子にフードが取れる
リヴァイ「・・・ぁ？
なんだその髪は・・・」
『だから乙女心が傷つくって言ったのにぃ！！！』
フードの中から出てきたのは
美しいさは変わらないが
長さが見るからに違っていた
リヴァイ「長さがバラバラじゃねぇか」←
『そこ！？
言うとこそこ！？』
ガバッと起き上がるルルーノ
フワッ
といつもの匂いがルルーノの鼻につく
リヴァイ「いつやった・・・
女型の巨人を切り刻んでいた時はあったよな？」
ルルーノを抱きしめながら
短くなったルルーノの髪の毛をもてあそぶリヴァイ
『・・・リヴァイがエレンくん持って言った時に
今ならなにか見えるかなって思って
女型の巨人に近づいたの』
リヴァイ「何油断してんだクソ野郎」
『うぅ・・・
か、髪の毛掴まれただけだったから
そのまま髪の毛切ったら
腕がプラーンってなったから
さっさとリヴァイ達の後追ったんだよ？』
汗汗と言い訳をするルルーノ
リヴァイ「・・・殺されなくてよかった・・・」
ギュッと力強く抱きしめるリヴァイ
『ごめんなさい・・・』
リヴァイ「詫びのキスだな」
先程の弱々しい声はどこかへ行き
サラッと言うリヴァイ
『んなぁ！？///
だ、誰が来るわわかんないし！！///』
リヴァイ「そのスリルがいいんじゃねぇか」←
『このドSめ！！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 73人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「進撃の巨人」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんたん(プロフ) - みきさん» 気になってくれてとても嬉しいです！！！！どんどん妄想していきますね！！！(ノ)・ω・(ヾ) (2018年2月12日 21時) (
レス) id: 0dfe113d76 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あんたんさん» この作品の続きが気になってウズウズして仕方がないのでこれからもどんどん更新頑張ってください！m(__)mq(^-^q) (2018年2月12日 7時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - ハートさん» 申しわけないです(´・ω・｀)あれです、金田〇の少年の漫画だと思ってくださればいいです・・・一巻読んでも終わらない感・・・あんな感じで気長にお待ちくださいm(_ _)m (2017年12月29日 10時) (レス) id: 0dfe113d76 (このIDを非表示/違反報告)
ハート - なんて言うか…長すぎる (2017年12月28日 20時) (レス) id: da2bf38fbd (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - ayu♪さん» 一気にですか！？それはすごい！！最終章へ突入しておりますので最後まで気長にお待ち頂けたら嬉しいです！！！ (2017年12月28日 18時) (レス) id: 0dfe113d76 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんたん | 作成日時：2017年11月22日 20時
