『進撃の巨人』誇り高き赤き鷹【リヴァイ】《サイドストーリー》パート11 (ページ34)

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wom bat 6 ページ34

『・・・そんな事でいいの！？
簡単過ぎない！？
大丈夫？打ちどころ悪かった？？』

嬉しそうに言うルルーノ

ウォン(この人・・・やる気だ・・・)

確信に変わるウォン

そんなウォンと対照的に

駐屯兵「ぁ？俺らのこと舐めてんだろ
気持ちわりぃ髪の毛と目しやがって・・・」

なにも知らない血気盛んな駐屯兵は言う

リヴァイ「おぃ、ハゲ
アイツだけ俺に殺らせろ

確実に息の根止めてやる・・・」

殺る気満々のリヴァイ

ハーツ「それをしたら
そこのガキ見ねぇぞ」

『リー！

めっ！！！』

リヴァイを指さし言うルルーノ

リヴァイ「ちっ・・・仕方ねぇな

速攻でそいつのさばらせろ

その後なら・・・いいだろ？」

ハーツ「・・・見かけによらず果てしなくバカだなクソガキ」

リヴァイ「うるせぇ
《大切なヤツ》の悪口言われて黙るバカはいねぇだろ」

ハーツ「しゃーねーな
アイツが這いつくばったら好きなようにやれ」

ウォン(いいんだ・・・)

リヴァイ「と、言うわけだ

ルルーノ、お前の悪口言ったやつ速攻で殺れ
てめぇが全員這いつくばらせててる間
暇つぶしに使うからな」

駐屯兵「ひぃっ！」

リヴァイに睨まれ恐縮する駐屯兵

『じゃぁこの人最後にするね！！』

リヴァイ「話を聞いてたか？」

『聞いてたから最後にするのぉー！！！！』

ウォン「師匠らしいなぁ・・・」

フッと笑うウォン

ハーツ「一応てめぇもチビの性格分かってんだな」

ウォン「兵長程ではないですが
無闇に人を傷つけず
仲間のためにその身を投げ出す人だと
俺は思っています」

リヴァイ「後者はあのバカ譲りになっちまったな」

ウォン「ははは・・・」

リヴァイの言葉に苦笑いするウォン

ハーツ「・・・そーゆことか・・・

よし、テメェら
こんなカギにこの人数だ

分かってんだろうな・・・？」

駐屯兵達に言い聞かせるハーツ
その言葉に
当たり前でしょwww
という顔が数名と
顔が引き締まる者が数名いた

ハーツ「よし
何分かかってもいい

全員地面に倒れたら
そこで終了だ

・・・始めっ！」

その言葉に舐めてかかっているヤツら数名が飛びかかる

ひょい

ひょい

ひょい

次々と飛んでくる拳を何事もなく交わすルルーノ

ウォン「・・・」

そんなルルーノをキラキラした目で見つめるウォン