208 会いたくない人 ページ13
エマ「お前さん、本当に今まで何処に行っていたんだい？」
ブワッ
『・・・っ！』
突風が吹く
ルルーノはエマの手をそっと触る
『ごめん・・・おばさん・・・その話は後で・・・』
エマ「ちょっと！ルルーノ！」
ルルーノは優しくエマの手を解き
突風が吹いた方向へ走る
すると前方からハーツ率いる駐屯兵達が現れた
ルルーノはその隙間を縫うように走り去る
ハーツの隣を過ぎるときに
『腰抜け、ハーツ』
とだけ呟いた
ハーツ「ルルーノ？」
ハーツは振り返る
タッ
と地面を蹴り一回転しながら塀の上へ着地する
立体機動装置を付けていないため体が軽い
ハーツ「なぁ！？」
グール「す、すげぇ・・・」
ハンジ「ピュ〜
あの脚力は健在なんだねぇ〜」
リヴァイ「あたりめぇだろ・・・」
リヴァイは立ち上がりルルーノを待つ
『見つけた・・・』
そういい、ルルーノはある場所に立つ
そこの地面には円を描くように
砂が積もっていた
『ここで、巨人化したのか・・・』
ルルーノは両手を地面につき意識を集中させる
[やっと見つけた我々の《絶望》を・・・今度こそ！]
男は自分の手に噛み付く
[【ハヤク、コロサネバ・・・】]
巨人が1人歩き出す
『くそ・・・やっぱり地面じゃこんなものか・・・
全然見れない・・・
なにか・・・』
ルルーノはあたりをキョロキョロと見渡す
『ちょっと失礼・・・君の記憶を見せてもらうよ？』
そういい側にいた芋虫を手に取る
[《アレ》を止めなくては・・・]
男性が頭を抱えている
[潰さなくては・・・我々のために・・・]
意を決したように手を見つめる男性
[やっと見つけた我々の《絶望》を・・・今度こそ！]
男は自分の手に噛み付く
[【ハヤク、コロサネバ・・・】]
巨人が1人歩き出す
『繋がった・・・
ありがとう
ごめんね？急にビックリしたよね？
もぅお帰り
ありがとう』
そう言いルルーノはその場を離れる
スタッ
タッタッタッタ
ハンジ「ルルーノ！どうだったんだい？」
リヴァイ「おい、話かけんな・・・」
ハンジ「あ！ヤバ・・・！」
グール「落ち着いて歩いてくださいよ！」
『あのね！聞いてハジー！
実はね！実はn』
ビタンッ
『〜〜〜〜〜っ！！！！
いたい・・・』
いつも通りに自分の足に引っかかりコケるルルーノ
鼻を押さえながらよろよろと立ち上がる
グール「ほら！言わんこっちゃない！」
そういいながらルルーノに駆け寄るグール
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あんたん(プロフ) - 稲荷さん» 誤字指摘ありがとうございます！修正させてもらいました！引き続き赤鷹をよろしくお願いします♪ (2017年8月14日 8時) (
レス) id: 9b5346b74f (このIDを非表示/違反報告)
稲荷 - 五番目の話の236でエマさんの「仲」のはずが「中」になっています (2017年8月13日 19時) (レス) id: 4de975eb40 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - 夢主wwwどんな出方してんのwwwww (2014年7月22日 23時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» ハンジさんはみんなの変 態ですwww 巨人に対してあのハァハァ具合だしwww (2014年7月21日 21時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - 分かりきってた事だけど…やっぱハンジ変○wwwわろたwwwww (2014年7月21日 21時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんたん | 作成日時：2014年6月20日 23時
