120 汚い昔話 ページ24
夢を見る
それは幼い頃の記憶の欠片
【気持ち悪い・・・コレがいるから私達は不幸になるのよ・・・】
【髪も目も赤い・・・何か病気を持っているんじゃないのか？
近寄るなよ・・・バケモノ】
【悪魔じゃ・・・
この世の憎しみを全て背負ったから・・・
赤いんじゃ・・・】
『〜♪〜♪』
『(相変わらず外はうるさいなぁ)』
スキップしながら商店街を通る幼い赤髪で赤眼の少女が1人
『ぉ！美味しそうな果物が売ってる！！』
少女は馴染みの店に立ち寄る
おばさん「おや、ルルちゃんお使いかい？」
おばさん(一人で危ないねぇ)
おじさん「おやルルーノ来てたのかい」
おじさん(こんな可愛い子を一人で・・・まったく・・・)
『ん〜ん
今日はお散歩なんだ〜♪』
ニコニコ笑うルルーノ
おばさん「そうかいそうかい
よそ見をして歩いちゃダメだよ？
わかったかい？」
『うん！』
おじさん「散歩だったらコレを持っていきな！」
そう言いおじさんはリンゴを2つほど袋に入れてルルーノに渡す
『ぇ・・・あ、お金・・・』
おばさん「いいよいいよ！おすそ分けだと思って持っていきないな」
おじさん「そうそう！おすそ分けだ！
そしてつまみ食いしとけ！」
ガハハと笑うおじさん
『わぁ・・・！
ありがとう！おじさん！おばさん！』
おばさん「転ばないようにね！」
おじさん「きいつけてな！！」
『は〜い！』
ルルーノは嬉しくなりルンルンとお店を後にする
この街にはルルーノやルルーノの父、母を受け入れる人は少ない
父の瞳は赤く髪は茶色
母の髪は赤く瞳は水色
ルルーノの瞳は赤く髪も赤い
この親子達を快く受け入れる場所も少ない
人は自分と異なる者を拒む
ルルーノは幼いながらもそれはわかっていた
人々の対応もそうだが
決定的なのが人の心が読めるから
この世は白と黒でできている
たとえ口では優しく振舞っていても
心の中は毒を吐き回っている人が多い
心の中まで真っ白な人はそうそういない
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恭華 - 初めまして！この作品大好きです。東方お好きなんですか？私は好きですので、曲なでて来たときは興奮しましたね！← これからも更新頑張ってください！応援してます(#^.^#) (2015年5月28日 15時) (
レス) id: 4c8760ff86 (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 133話を投稿したと思ったらできていなかった件← なので2話続けて投稿なう (2014年6月5日 19時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - yes！(`・ω・´)b← (2014年6月3日 21時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
あんたん(プロフ) - 藤の木の明さん» ビバ！現実逃避！！＼(^ω^)／← (2014年6月3日 21時) (レス) id: 032f8a5398 (このIDを非表示/違反報告)
藤の木の明(プロフ) - そうだそうだ！現実逃避するために小説を書いてるんだ！！← (2014年6月3日 21時) (レス) id: 9f37e5d87d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんたん | 作成日時：2014年5月29日 13時
