『進撃の巨人』誇り高き赤き鷹【リヴァイ】《サイドストーリー》パート2 (ページ35)

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訓練兵調査32 ページ35

エイト「で、誰にやられたんだ？」

『なんのことかな？』

エイトとルルーノはカロン達と少し離れた場所で訓練していた
カロン達はいないが、キャリスが近くで訓練していた
聞き耳をたてながら
だが、小声過ぎて何も聞こえない

エイト「胸元の途切れた足跡
他にも数カ所汚れてる
コケただけじゃ付かないような感じの・・・

それに、袖
お手洗いに行く前より長くなってるよね？

どういう事か、説明してくれるかな？」

『女の子の細かい変化に気づくのは出来る男だけど・・・
見すぎじゃない？www
変態と言われても可笑しくないよエイトwww』

ニコニコと笑いながら言う

グイッ

エイト「答えてくれ・・・」

エイトはルルーノの胸ぐらを掴み引き寄せ真剣な目で言う

キャリス「！？」

キャリス以外にも周りの人はルルーノ達を見た

『ギブギブ！降参だよ～！』

そう言いルルーノは両手を上げる

『あんまりそう言う事しないほうがいい
皆が見てる・・・』

ルルーノは小声で話しかける

エイト「・・・」

エイトはルルーノから離れた
それを見た周りの人は自分達の訓練を再開した

『やっぱり強いね～』

エイト「そうでもないよ」

ルルーノは今までとは構えを変える

『私に１本でも取れたら秘密を一つだけ教えてあげる・・・』

ルルーノはニヤリと笑い小声で言う

エイト「・・・！」

その言葉を聞きエイトも本気モードになる

ザッ

ヒュンッ

スッ

パンッ

エイトが拳を振るう
だがルルーノは安安と避け
みぞおちに拳を入れる
だが、エイトはルルーノの拳を受け止めた

タタンッ

２人は間合いをとる

『(ヤヴァイ・・・楽しくなってきた・・・)』

エイト(ただ小さいだけじゃない・・・
反応も早いし力も想像以上に強い

しかも、《慣れている》・・・)

骨のあるヤツにニヤりとするルルーノ
予想以上の強さにニヤりとするエイト

キャリス(二人してニヤニヤと・・・
許せない・・・私のエイトなのに・・・)

キャリスはそこら辺の少し大きめの石を取る

男兵士「キャリス？何を・・・」

キャリス「黙れ・・・
この事言ったら次、アンタがターゲットだから・・・」

エイト(？
キャリスが石を持ってる・・・まさか・・・)

『(石を拾ったか・・・
ポイする方向間違えてるよ～
私にポイしちゃダメだよ～！)』←

『よそ見してて、余裕だねエイト・・・』

エイト「！」

ルルーノのつま先がエイトの鼻をかすめる

『(このままの体制ならエイトには当たらない

・・・！)』

エイト「・・・」