『進撃の巨人』誇り高き赤き鷹【リヴァイ】《サイドストーリー》パート2 (ページ34)

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訓練兵調査31 ページ34

『そういえば、午後って何するの？』

歩きながら皆に聞くルルーノ

ソーマ「午後は確か・・・」

エイト「対人格闘技だよ」

『武術かぁ・・・』

カロン「苦手？」

『人を殴るのは好きじゃないなぁ・・・
殴られるのも嫌だし』

カロン「それは・・・誰でも嫌だと思う・・・」

『でも、なんで《巨人》倒すために《対人格闘技》が必要なんだろうね？』

ソーマ「・・・考えた事もなかった・・・そんな事・・・」

エイト「確に・・・変だな・・・」

カロン「偉い人を・・・守るためじゃない・・・かな？
ボディーガード・・・みたいな・・・」

『なるほど！
カロちゃん頭いい！！』

エイト「皮肉だね・・・俺らは《巨人を倒す技術を学んでいる》のに《優秀な人材は偉いヤツ
を守る》だけ・・・とか・・・

なんのために《兵士》になるんだろうね・・・」

『・・・』
『(上流階級のブタ野郎どもは自分を守るためなら金を惜しまないだけさ・・・
《憲兵》という最強のボディーガードを側に置きたいだけなのさ・・・
まぁ腐ってんのは上の奴らだけじゃなく、《憲兵団》もなんだけどね・・・
腐った考えしか持たないバカしか集まらない・・・

5年間見てたけど、真っ直ぐな志を持つものは指で数えるほどしかいない・・・

セコセコ横領してお小遣い貯めてるクソどもの出鼻くじいてるけど、キリないし・・・

これから頑張ってよ？
グール、ラミア
アンタ達に私の希望残してんだから・・・)』

カロン「ね？ルルちゃんも・・・そう・・・おもわない？」

『へ？あ、うん、そうだね・・・』

話を聞いていなかったルルーノは適当に返事をする

カロン(ルルちゃん、話を聞いてなかったな・・・
考え事かな？)

エイト(なに考えてたんだろ・・・？)

ソーマ(エイトのヤツ・・・ルルーノ見てる・・・もしかして！そう言う事か！？そう言う事なのか！？)←

1人焦るソーマをよそに
皆は訓練所に着く

エイト「適当にはじめるか・・・」

『そうだね～』

ソーマ「・・・だな」

カロン「・・・(コクリッ」

エイト「ルル、手合わせいいかな？」

『うん！いいよ！』

ソーマ「！？」
ソーマ(先手打たれた！？)←

カロン「じゃぁ、ソーマ・・・やろっか？」

ソーマ「お、おう・・・」

対人格闘技
開始