2話 ページ2
「転校?!?!」
涼音父「とうとうお父さんの会社が東京に進出する」
「と、東京って…」
埼玉に住んでる私からしたら、ギラギラしてて
人が多くてうるさいイメージ
涼音父「今ちょうど1年生が終わっただろ。
涼音が2年生になる機会にと思って」
「あんまり、嬉しくないよお父さん」
涼音母「涼音…気持ちも分かるけど…」
「そりゃあお父さんの会社が東京進出は嬉しいけど、急すぎるよ…みんなにお別れも言えない…」
まぁこの1年でそこまでこだわりのある思い出はない。お嬢様と呼ばれ周りから少し距離を取られているのは知っている。
涼音父「向こうの学校の吹奏楽は強豪らしいぞ!」
「吹奏楽なんてやらないよ。」
私がやりたいのは
たくさんの人数で集めた音楽じゃない。
私1人の実力で演奏したい
涼音母「東京も、悪くはないかもしれないわよ?」
「分かったわ」
新しい生活に不安しかない。
この灰色の世界に色をつけて欲しい
たった数日でこの世界が色づくなんで
私は、思ってもない
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りんりん - とても面白かったデス! (2021年5月3日 22時) (レス) id: 2410859d7e (このIDを非表示/違反報告)
満月 - コメント失礼します。すごくおもしろいです!できれば続きが読みたい!です! (2020年8月22日 22時) (レス) id: 23b0a2d9ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セピ | 作成日時:2020年5月3日 1時