☆遊木真☆ 遊木くんの看病【リク】part2 ページ8
あ「ほらっ!!薬飲んで?」
遊「ん〜っ・・・。ありがとう。」
薬を飲むのに遊木くんが起きようと
しているのだけれど、
遊「んっ・・・。」
熱で力がうまく入らないみたいで。
あ「よいしょっ。」
私は遊木くんの背中に腕を回して、
少し抱きつくような体勢になっちゃった
けど、起きあがるのを手伝った。
遊「えっ///!?っ///!?」
あ「??」
なんか、遊木くんの顔がさらに
赤くなった・・・。なぜに?
あ「解せぬ・・・。」
遊「えっ?」
あ「いや、何でもない。」
水をコクコクと口に含み、薬を飲んだ
遊木くん。
あ「そういえば、遊木くん何か
食べた?」
遊「いや、食べてないよ。」
あ「ダメだって、胃が荒れちゃう!」
今度はカバンから冷たいゼリーを
取り出した。
あ「はい、これ食べて!!」
そう言って、ペリペリっとゼリーの
ふたのフィルムをはがす。
スプーンを持って、ゼリーをすくう。
遊「?(人1)ちゃんが食べるの?」
あ「えっ、違うよ?」
遊「えっ!?」
あ「食べさせるの!!遊木くん、
熱でうまく力が入らないでしょ。」
遊「ええっ///!?」
・・・さっきから遊木くんが
あたふたしてる。・・・どうした?
あ「ほら口開けて、あ〜ん。」
遊「んっ、あ〜。」
・・・・・。
そして、ゼリーを食べ終えた遊木くん。
あ「そろそろ寝よっか。
私、邪魔だと悪いから帰るね。」
ベッドのそばから立ち上がろうと
した・・・が、
---ギュッ------
遊木くんに手を握られ、バランスを
崩して遊木くんの上に覆い被さる
ような体勢に・・・・。
そのまま遊木くんの腕が私の背中に
回ってきて、
遊「今はそばにいてよ・・・。」
なんて耳元でつぶやくから、
心臓がドキリとはねあがる。
あ「わ、わかっ・・た。」
遊木くんの上から退けて、ベッドの
隣に座った。
遊「はぁっ・・、はぁ・・・。」
息苦しそうな遊木くん、少しでも楽に
なるようにと彼の手を握った。
遊「ありがとう・・・。」
遊木くんの顔が少し楽そうになった
気がする。
寝ているので眼鏡をしていない
彼の顔。
長いまつ毛、艶やかな肌、
整ったきれいな顔。
今の私の顔は赤いだろう・・・。
心臓の鼓動もいつもよりずっと
はやい・・・。
彼が寝ていてよかった・・・。
きっと、彼にはばれていないだろう。
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ことこ(プロフ) - 碧泉さん» 碧泉さん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!私も瀬名さんのツンツンしてるところ好きなんです! (2019年1月29日 21時) (レス) id: 600f76d74c (このIDを非表示/違反報告)
碧泉 - 瀬名さんがカッコよすぎて ツンツンめっちゃいいです (*´ω`*) (2019年1月29日 21時) (レス) id: 1ecc6929d9 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - 藍香さん» 藍香さん、リクエスト、ありがとうございます!!とても嬉しいです!!通常のリクエスト、ということで、よろしいでしょうか?喜んでつくらせていただきます!! (2016年2月5日 5時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - すみません! リクでスバルくんお願いしてもいいですか?? 激甘の方面で... (2016年2月4日 23時) (レス) id: 21d6aa98d6 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - りずさん» りずさん、コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、どの話のことでしょうか? (2015年12月28日 10時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことこ | 作成日時:2015年7月24日 21時