☆姫宮桃李☆ 激甘【激甘】part2 ページ6
えっ!?私、なんかした?
しでかしちゃった!?
ヤバいヤバいヤバい・・・。
1人でパニクってると、
桃「・・・・っ・・らぃ・・・。」
ん?桃李くんが何かつぶやいてる。
注意してよく聞いてみたら、
桃「(人1)・・・の・・が・・・
だ・・・嫌い・・・・・っ。」
えっ!?
-----(人1)、-----嫌い------
聞きたくなかった。
自分の好きな人が自分を拒絶する言葉
なんて。
聞こえなければよかったのに。
わかった、先ほどから桃李くんが
不機嫌な理由が・・・・。
彼は私を嫌いなのに、私が彼の近くに
いたからだ。
わかった、これからなんて言われる
のかが・・・・。
-------嫌い---------
嫌だ、聞きたくない。
私は歩く足を止めた。桃李くんも止まった。
あ「ねぇ、桃李くん・・・。」
桃李くんが振り返って、目が合う。
その瞳は涙で潤んでて・・・・
そんなに私のことが嫌いなのだろうか。
-----ポロッポロ----ポロ---------
私の瞳から涙が溢れてきた。
桃「ふぇっ!?な、何泣いてんだよ?」
あ「ちっ、違っ・・ヒクッ、これはっ
違くてっ!!」
どんどんこぼれていく涙。
止まることを知らないかのように
地面をぬらしていく。
あ「桃李くんにね、嫌われてるって
思ったら、悲しくって。」
桃「はぁ!?僕が(人1)を嫌いな訳
ないじゃん!!
てか、僕が(人1)に僕のこと
嫌いなのか聞こうとしたのに。」
あ「んえっ!?」
桃「弓弦とばっか話すから、弓弦の
こと好きで、僕のことは邪魔だと
思ってるのかなって・・・。」
あ「私っ!!私は桃李くんのこと、
好きだよっ!!大好きっ!!
ただね、ここにくる途中での
桃李くんのつぶやく声が聞こえて、
勘違いしちゃったのっ・・グスッ」
安心したらまた、涙が・・・。
----ペロッ--------
あ「っあ、えっ////!?」
桃李くんが私の頬に伝う、涙をなめた。
桃「ふふっ、(人1)の涙って
きれいだね。」
可愛く私に笑いかけてくれる桃李くん。
身構えていた私の身体から力がぬけた。
そのまま座り込んでしまう。
---チュッ--チュ、チュッ-------チュッ-----
そんな私に小さなリップ音と共にキスを落とす桃李くん。
涙のしょっぱさが桃李くんのやさしくて甘いキスで塗りつぶされていく--------。
悲しかった私の心が嬉しさと桃李くんへの愛しさとで満たされていく--------。
桃「僕もね、(人1)のことが大好き。」
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ことこ(プロフ) - 碧泉さん» 碧泉さん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!私も瀬名さんのツンツンしてるところ好きなんです! (2019年1月29日 21時) (レス) id: 600f76d74c (このIDを非表示/違反報告)
碧泉 - 瀬名さんがカッコよすぎて ツンツンめっちゃいいです (*´ω`*) (2019年1月29日 21時) (レス) id: 1ecc6929d9 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - 藍香さん» 藍香さん、リクエスト、ありがとうございます!!とても嬉しいです!!通常のリクエスト、ということで、よろしいでしょうか?喜んでつくらせていただきます!! (2016年2月5日 5時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - すみません! リクでスバルくんお願いしてもいいですか?? 激甘の方面で... (2016年2月4日 23時) (レス) id: 21d6aa98d6 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - りずさん» りずさん、コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、どの話のことでしょうか? (2015年12月28日 10時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことこ | 作成日時:2015年7月24日 21時