【あんスタ】☆毎日キラキラ短編集☆

☆葵ゆうた☆　メガネ【リク】part４ ページ42

ゆうたくんside


今日も昨日にひき続き午前授業。

いつもより短いはずなのに、
授業が長く感じた。

ずっと落ち着かなかった。

放課後となって、２年生の教室を
のぞいてみると、机に座って、
雑誌を眺めていた(人１)さん。


ゆ「(人１)さんっ！！」

あ「あっ、ゆうたくん！！
　 昨日はお世話になりました〜。」

ゆ「いえ、気にしないでください。
　 あの、それより・・・。」

緊張しながらも、
俺は持っていた長方形の箱を渡した。


ゆ「どうぞ。昨日、(人１)さんに、
　 と思って買ったんです。」

あ「そんなっ、申し訳ないから！！」

ゆ「いいから、開けてみてください。」


そう言うと、おずおずと箱を受け取り、
中身を取り出した彼女。


あ「わ、きれいな水色のメガネ！！
　 ゆうたくんとお揃いだ。」

ゆ「度は入っていないものです。
　 かけてみてください。」

あ「・・・・・・、どうかな？」


メガネをそっとかけ、はにかみながら
俺を見上げる(人１)さん。


ゆ「とってもよく似合ってます！！
　 大人っぽいですよ。」

あ「ほんと！？ありがとう///。」



でも----------





あ、今なら伝えられる気がする----



ゆ「俺はこのメガネがなくたって
　 貴女は魅力的だと思いますよ？」

あ「////！？」

ゆ「俺、(人１)さんの瞳好きだから。
　 ガラス越しじゃなくて、
　 直接、貴女の目が見たいです！！」



そう言って、(人１)さんからメガネを
外して、彼女の瞼にキスをした。


あ「っ〜///！？ゆうたくん///！！」

ゆ「大好きですよ、(人１)さん。」




恥ずかしかったので、伝えたいことを
伝え、そのまま教室を飛び出した俺。


自分で言うのもあれだが、頑張った思う。




自分の教室に戻って、
赤くなった顔を隠すように机に伏せた。





---ﾀﾀｯ、ﾀﾀｯ、ﾀﾀｯ、ﾀｯ、ｶﾞﾗｯ---


走ってくる足音がすると思ったら、
突然、教室のドアが開いた。


あ「はぁっ、はっ・・・。」


(人１)さんだ・・・。
追いかけてきたみたいで息が切れてる。

顔を上げないでいると、
袖口を何回か引っ張られて、


"起きてよ"と声をかけられた。

無視するわけにいかず、
顔を上げて、(人１)さんを見た。

すると、


あ「言い逃げはずるいよ、ゆうたくん。
　 私も・・・・・・。
　 大好きだよ、ゆうたくんのこと。」




思わず(人１)さんを抱きしめた。






ずるいのは貴女です・・・。




こんなにも愛しく思わせる貴女の方が
何倍もずるい。

　
　

※一部追加しました。　　あんスタキャラ全員「「とっても大切なお知ら------凛「zzz。」衣「あっ、待って、凛月が寝てる。おい、起きろって！」凛「ん〜、おはよ。」瀬「ちょっと〜、くまくんなに止めてんの〜？」あんスタキャラ全員「「では、気を取り直して、とっても大切なお知らせです！！！」」→←☆葵ゆうた☆　メガネ【リク】part３

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