☆葵兄弟☆ 溺愛【リク】part1 ページ32
ゆうたくんside
ひ「いっくよ〜、ゆうたくん!!」
ゆ「ちょっ、兄貴!!」
ひ「そ〜ぉれっ!!」
---ビュンッ---
風を切りながら俺に向かってくる
ボール。
もちろん、投げたのは言う
までもなく兄貴である。
いきなり、
"キャッチボールしようよ!!"
などと言い出して、俺が
付き合わされることに・・・。
いつものことだから兄貴に
振り回されるのはもう慣れたけど、
ゆ「なんで突然キャッチボール?」
ひ「ん〜?なんかものを投げたい
衝動に駆られてさ〜。」
ゆ「・・・それで?」
ひ「でも、ひとりでものを投げてる
なんてむなしいな〜って・・・。
それにもし、何かに当たったら
ものが壊れてまた反省文書かされ
ちゃうよ〜。やっぱりキャッチ
してくれる人がいなくちゃね!!」
ゆ「・・・。」
ひ「そこで、ゆうたくん!!
ゆうたくんとキャッチボール
してればむなしくないでしょ!?」
ゆ「・・・は?」
ひ「俺はボール投げられるし、
ゆうたくんも楽しいし、
一石二鳥じゃんっ!!」
ゆ「俺は兄貴に強引に引きずられて
こられたし、楽しんでなんか
ないんだけどっ!?
自己満足かっ!?」
ひ「やだなぁ〜、ゆうたくんったら、
ツンデレなの?」
ゆ「こんのっ・・・!?」
どこにツンデレの要素があったんだよ、
イライラがMAXを迎えた俺は
ありったけの力を込めて兄貴に
ボールを投げつけた。
---ビュッ---
そのまま兄貴の顔面に当たれ、
と思ったけどそううまくもいかない
ようで・・・。
---パシッ---
キャッチされてしまった。
ひ「な〜んだ、ゆうたくんも
ノリノリじゃん!!そんな
ゆうたくんの期待に応えて、
俺も本気でいっくよ〜。」
ゆ「はっ、ちょっ!?ノってないし、
期待もしてな・・・。」
ヤバい、兄貴ガチで投げるつもりだ。
ひ「ははっ、お兄ちゃんの渾身の
一撃を受けてみよっ!!」
---ビュォッ---
先ほどより断然速い、兄貴の
投げたボールは低いうなり声の
ような音をさせながら
俺の方に向かってきた。
こんなのとったらケガするだろ、
と判断してギリギリでそのボールを
避けた--------------
ひ/ゆ「・・・っ!?」
俺と兄貴の顔が青ざめる・・・
避けたボールが勢いをつけたまま
飛んでいく先には(人1)さんが
いた。
ひ「(人1)さんっ、危ないよっ!!」
ゆ「よ、けて・・・、避けて
くださいっ、(人1)さんっ!!」
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ことこ(プロフ) - 碧泉さん» 碧泉さん、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!私も瀬名さんのツンツンしてるところ好きなんです! (2019年1月29日 21時) (レス) id: 600f76d74c (このIDを非表示/違反報告)
碧泉 - 瀬名さんがカッコよすぎて ツンツンめっちゃいいです (*´ω`*) (2019年1月29日 21時) (レス) id: 1ecc6929d9 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - 藍香さん» 藍香さん、リクエスト、ありがとうございます!!とても嬉しいです!!通常のリクエスト、ということで、よろしいでしょうか?喜んでつくらせていただきます!! (2016年2月5日 5時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - すみません! リクでスバルくんお願いしてもいいですか?? 激甘の方面で... (2016年2月4日 23時) (レス) id: 21d6aa98d6 (このIDを非表示/違反報告)
ことこ(プロフ) - りずさん» りずさん、コメントありがとうございます。申し訳ありませんが、どの話のことでしょうか? (2015年12月28日 10時) (レス) id: 93bf67583f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ことこ | 作成日時:2015年7月24日 21時