【あんスタ】☆毎日キラキラ短編集☆

☆衣更真緒☆　嫉妬【リク】part２ ページ17

衣更くんside

(人１)の腕を掴み、走った。

まだイライラはおさまらない。

どうせ、鈍感なこいつのことだ、
なんで俺が怒ってるのかなんて
わからないんだろう。

空き教室に入り込み、ドアを
閉めた。

---ﾄﾞﾝｯ---

あ「っ！？」

手首を引っぱって、壁に(人１)を
押しつける。

要するに壁ドンだ。




潤いのある、薄ピンク色の
きれいな唇---------。


この唇で凛月にキスしようと
していたと考えると、
たまらなくいやで--------。


---ﾁｭｯ、ｯ、ﾁｭ---

あ「はっ、ふぁっ、//・・・。」

衣「んっ、んっぅ・・・。」


(人１)の唇に俺の唇を重ねた。

誰にもとられたくなくて、
誰にも譲りたくなくて。

最初、やさしかったキスは
回数が増すにつれて、激しく、
深くなっていく。

あ「はぁっ、あっ//んぅっ。」

(人１)が苦しそうになってきた
ので、いったんキスを止める。


あ「はぁっ、はぁ、どうしたの、
　 衣更くん？」

衣「・・・。」

あ「お〜いっ？」


俺の顔を覗きこむ(人１)。

その頬にまたひとつキスを
落とした。

あ「！？////。」

衣「お前が・・・。
　 お前が凛月に触れてるから、
　 キスなんてしようとする
　 からっ・・・。」

あ「えっ！？見てたの？
　 いや、でもほっぺにする
　 つもりだったから・・・。」

衣「それでもいやなんだよ、
　 わかれよっ！！
　 好きなやつが他の男といる
　 のなんて・・・。」

そう言ってｷﾞｭｯと強く(人１)を
抱きしめる。

情けない-------。

顔を(人１)の肩にのせる。

あ「嫉妬してくれたの？」

衣「悪いか？」

あ「全然、むしろうれしいよ！！
　 だって、好きな人が
　 してくれた嫉妬なんだよ！？」

衣「っ/////。」

可愛すぎんだろっ！！






衣「あ〜っ、ほんと好きだわ、
　 お前のこと////・・・。」

こいつの耳元でささやいた。

うつむいた(人１)は耳まで赤く
なってる・・・。







俺に嫉妬させた罰だからな-----

なんて思ったり。

☆高峯翠☆　激甘【リク】→←☆衣更真緒☆　嫉妬【リク】part１

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す