彼とあいつの部活 ー朱桜司ー ページ13
ボールを蹴る音がする。
少し離れたところから応援が聞こえる
わぁぁっ歓声があがると同時に、黄色い声が耳に響いて思わず苦笑い
受けている人物は、私の良く知っている…松川浬。サッカー部の一年エース
そう、今日はサッカー部の練習試合を見に来ている。
相手は強豪のチームらしい…が、こっちが点を取りに行くペースが速いからそう見えない
ピピーッ
試合終了の笛が鳴る
3−1
勝ったようだ
さすがはエースというべきか、そのうちの二点は浬が入れた得点。でも当人は涼しい顔をして汗をぬぐっている
そんなアイツに再び女の子たちの声援が飛ぶ。…ほんとモテ男。モテモテやな浬
なんて、それすらどうでもいいらしい彼はガンスルーを決め込んで私のもとへ来た
私はいつも通り、レモンのはちみつ漬けが入ったたっぱとタオルを差し出す
浬)あー…だるい…暑い
A)何言ってんの、新星エース様
浬)様つけんな
隣に腰を下ろすと、タオルを首にかけて休みだす。目を閉じて程よい風を感じてる
好き勝手やってるところ部活事態が休憩時間に入ったようだ
他の部員の人もギャラリーとおしゃべりしたり、敵校の人と仲良くご飯を食べたりしている
A)お疲れ、今日も浬はかっこいいね
浬)…はぁ…お前は相変わらず馬鹿
浬は片目だけ開いて薄く微笑んだ
イケメンは本当に何をしてもイケメンだな
浬)…馬鹿で、かわいい
A)疲れてるの?デレないでよ。あんたのファンクラブに殺されたくないの
浬)ファンクラブって…アイドルじゃあるまいし
やれやれなんて私の発言にため息をつくと浬はレモンのはちみつ漬けを口に運んだ
ここまででひとつ言っておきますと
私と浬は、ただの幼馴染です
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
如月A
プロデュース科
1−A
朱桜司と恋仲になった
松川浬とは小さいころからの幼馴染
アクロバットな動きが得意(2Winkや流星隊を主にみている)
家は繁華街のスイーツ店
松川浬
松川りまの弟
Aの幼馴染
夢ノ咲学院普通科一年
サッカー部の期待のエース
ハイキューの無気力たちみたいな性格
Aのことが好き
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作者名:♪護♪ | 作成日時:2017年3月15日 2時