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助けてあげる side，Iー�� ページ9
「でもね、今日の朝、俺はま〜くんの首を見て、つい牙を出しちゃったんだ。ま〜くんは怖がって、飛び退いちゃった。また、怖がらせちゃったんだよ」
話を終えたくまくんは、どことなく悲しい顔をしていた。
辛いよね。
わざわざ思い出しながら話してさぁ。
そのままいつもの寝床に移動して、ブランケットを体にかけた。
「セッちゃん。みんな来たら、起こしてねぇ」
俺は小さく返事をした。
あんなに仲のいい幼なじみの間に、そんなことがあるとは思ってもいなかった。
でも実際、今やばいんだよね。
……ちょっと一肌脱いであげようか？
助けてあげる side，Iー�□�←過去の話 side，Rー��
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