巴日和と付き合ってみた。 (ページ18)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:32,178 hit

6 ページ18

振り向くと、そこにいたのは……

男1「君、めっちゃかわいいね！良かったら俺たちと一緒に遊ばないっ？」

男2「お前、こんな可愛い子彼女いるに決まってんだろ～」

どうも面倒くさそうな奴らに絡まれた。
肩に乗せていた手を腰に回そうとしてくる。

男1「や、いてもいなくても関係ないし。今日は一人なの？もうそろそろ花火始まっちゃうよ？」

『やめてください！(男の手を払う)私、彼氏を待ってるので。構わないでくれますか』

男2「わ～お、怖い怖い。強気な女の子もいいね～」

男1「でもさ、花火も始まるこの時間に彼氏来ないってことは～…もしかしてもう来ないんじゃない？」

はぁ？なんなのこいつ…
いい加減なことばかり言って腹が立つ。

『あの、さっきから好きなだけ言ってくれますけど！勝手にちゃちゃ入れないでくれますか！早くあっち行ってください』

立ち去ろうとしたその瞬間、男に腕を強い力で掴まれた。
痛い…何度も振りほどこうとするけど力が入らない。

男1「ふっ、男の力に勝てると思ってんの？ほーら、口もガムテで閉じちゃおうね～」

男2「彼氏もこないんだし、俺らと楽しいことしよーね？」

人気のない場所まで連れ去られ、助けも呼べない。
みんな花火大会の会場へと進んで、こちらに気づいてもらえない。

男1「浴衣も綺麗だけど、脱ぐのも萌えるよね～…」

やだ、怖い。声を出したいでも出せない。
必死に抵抗するけど、もう一人の男に押さえつけられる。

『…！』

男2「目に涙浮かべちゃって誘ってるようにしか見えないよ？すぐ気持ちよくしてあげるから…」

助けて、助けて…
日和……！