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A「口には出さずとも…もう会うことはなくとも、舳丸さんと過ごしたこのひと時を、大切に胸にしまって生きていきます。」
本当は私、気づいている
これが小さな恋の始まりであることを
彼に少しでも心が揺れ動いていることを
だけど消さなくては
綺麗に全部、消さなくてはこの先前に進めない
この気持ちはこれきり
さようなら
好きになってくれてありがとう
舳丸「最期に、もう一度だけ＿＿＿」
私たちは再び、唇を重ね合わせる
今度はさっきより少しだけ長く。
束の間の時を惜しむかのように＿＿＿。
舳丸「今宵の貴方は、私の目には毒のようだ」
舳丸さんが、ポツリとそう呟いた
大きすぎる感情を抱えたまま、二人並んでいつまでも月を眺めた
*.ﾟ
学園長「これ以上長居しては皆帰ろうにも帰りたくなくなるであろう。して！我々は夜明けが来る前に忍術学園に帰還しようと思う！！」
『え〜？』
『もう少し残りましょうよ〜』
『眠いです…』
学園長「ええい、黙るのじゃ！今は忍者のゴールデンタイム！今行動しても何ら問題は無い！！」
A「…私は、良いと思います」
長く残れば残るほど、未練もまた募ってしまう
立花「Aがそう言うのであれば…」
黒木「でも先生方は先程まで酔っ払ってらっしゃいましたけど…」
山田「何を言う！忍者たるもの、これしきで酔い潰れたりなどせん」
土井「全くです」
学園長「…だ、そうじゃ。他に異論はあるかの？」
シーン
学園長「よし。では最後に兵庫水軍の方数名から一言ずつ頂いて去ろうじゃないか」
第三協栄丸「忍術学園のみんな、凄く凄く楽しかったぞ！出来ればまだまだ一緒に過ごしたいがなぁ…。こればっかりは仕方の無いことだ！また元気に遊びに来てくれ！」
学園長「じゃあ次……は、えーーっと、皆酔いつぶれて話せないそうじゃ。では皆、感謝の気持ちを込めて…」
『『『『『ありがとうございましたー！』』』』』
第三協栄丸「こちらこそ」
学園長「それでは四半時後に此処を発つ。それまでに各々話がある者、準備する者は済ませておくのじゃよ。では一時解散っ」
皆いそいそとバーベキューや天幕の片付けを始める
鉢屋「A先輩は別れの挨拶はしなくて良いんですか？兵庫水軍の方々と」
A「……うん。一番大事なお別れは済ませたから」
きっと、これ以上の言葉は要らない
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林檎(プロフ) - ゆりあさん» ええええありがとうございます！！！！！こっから夏祭り編突入するのできゅんきゅんみ増すと思います！！ (2022年6月26日 0時) (
レス) id: a1b1016848 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ - もう好きいいいいいいいいいいいいいい！！、 (2022年5月16日 18時) (レス) @page36 id: ec02de9a8d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 林檎さん» コメント返してくださりありがとうございます！！ はい！！ 土井先生も恋愛要素バリバリ入れてくださいwww逆ハー大好きです！！ 更新頑張ってください！！ (2022年4月5日 0時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - あいさん» 度々コメントありがとうございます！！嬉しいです！♡やっぱり教職員だし土井先生を逆ハー要員に入れるか迷ってるんですけど、入れた方がいいですかね？返信お待ちしております！ (2022年4月5日 0時) (レス) @page26 id: 6d98623e39 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 今回も良かったです！！ 土井先生も襲ってきて、、、、www 今回も面白かったです！！ 続き楽しみにしてますね (2022年3月27日 0時) (レス) @page26 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2022年3月4日 1時
