第5話:終わり ページ6
『(よかったぁあああ…椚先生別にそこまで怖くなかった、優しかった…)』
「あ、ねぇねぇそこの女の子〜」
『(早く戻ってハンドメイドして帰ろ…)』←自分の事だと思ってない
「え、無視?ねぇねぇ!」
『はいっ…あ、私を呼んでたんですか…?すみません気付かなくて…』
「大丈夫!君、どこの科の子?よかったら俺とお茶しない?」
『で、デザイン科です…』
「デザインなんだ〜!俺はアイドル科のUNDEADっていうユニットに所属してる羽風薫。よろしくね!」
『(あ、アイドル科…!!こ、殺される…!私の人生終わる…!!)』
羽「(あれ、固まっちゃった)」
『あ、あのっ、お誘いは嬉しいのですが、私その、教室に戻らないと…』
羽「待っててあげるから、どう?」
『(お、お優しい…はっ、でもお茶すると見せかけて路地裏に連れ込まれてヤンキーさんに殺されでもしたら…無理だ、死ぬ……)え、遠慮します…』
羽「えー?奢るよ?」
『い、いいですっ大丈夫です…』
奢ったんだから奢り返せとかいわれたら…あれしろこれしろとか命令されたら怖いし…
羽「あ、じゃあ連絡先と名前教えてよ。」
『な、名前は、華苗Aって言います…れ、連絡先はちょっと…」
羽「Aちゃんね!オッケー!んー、まあ、名前教えてくれただけでも良かったから、またいつかあったときに連絡先教えてよ!じゃーね!」
『はぇ……』
こ、怖かったぁあああ…
『(今回は引いてくれたけど次いつあって連絡先を聞かれるかわかんないからな…次は確実に終わるかもしれない…)』
「おい、貴様」
『へ…?』
「貴様、どこの科の者だ…」
『あ、紅月の人…』
リーダーさんだよね、確か
「そんな事どうでもいい、どこの科だ」
こ、怖い…睨まれてる、やっぱりアイドル科怖い…殺されるかもしれない…
『で、デザイン科です…椚先生に用があって、入らせてもらってます…』
「…そうか、それは悪かったな」
『いえ…』
あ、謝らせてしまった…これはそのうち図に乗るなよとか言われてしまうのでは……
「あまりウロチョロするなよ」
『はっはい…』
ひゃあ…こわかったぁ…こ、殺されずに済んだ…もうヤダアイドル科怖い…くーくんも宗くんもスバルくんもすごいなぁ、こんな怖い場所で過ごしてるなんて…わたしには場違いすぎる上に恐怖しかないよ…
『(早く戻って今日は帰ろ…)』
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なな(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじァいました!続き愉しみに待ってます! (2023年1月29日 20時) (レス) id: 293bfee8ad (このIDを非表示/違反報告)
美玲(プロフ) - Edenがいきなり出てきてびっくりしました!!尊いです!これからもぜひ、頑張ると同時にEdenとの絡みも増やしてもらって………。 (2022年7月19日 23時) (レス) @page12 id: 0536cf4548 (このIDを非表示/違反報告)
なつか(プロフ) - れいありすさん» ありがとうございます!れいありすさんも暑い日が続きますので体調にお気をつけくださいね!コメントありがとうございます! (2020年8月21日 12時) (レス) id: d906995d1a (このIDを非表示/違反報告)
れいありす(プロフ) - この作品大好きなので体調に気をつけて頑張って下さい!応援しています (2020年8月21日 11時) (レス) id: 5c622af5bf (このIDを非表示/違反報告)
なつか(プロフ) - 明逢坂さん» ありがとうございます!自分もモブちゃんの話はお気に入りなのですごく嬉しいです! (2020年8月11日 14時) (レス) id: d906995d1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なつか | 作成日時:2020年2月29日 15時