【あんスタ】キラキラの魔法

第18話:甘やかさないで ページ19

突然ですが、私の幼馴染の一人はとても過保護で甘やかしてきます。もう一人は子供を見る母親みたいです

斎宮宗くん。幼馴染の一人で私とマドちゃんをとことん甘やかします

『宗くんが学校に戻ってきてくれたのは嬉しいけどいきなり甘やかすのもどうかと思う…』

そう、不登校だった宗くんが夢ノ咲に戻ってきたのです。すごく嬉しいけど放課後突然デザイン科に来てアイドル科につれて来られたのは不服です…イケメンに囲まれて死ぬってこういう意味なのかな…？

『くーくんも止めてよぉ…いきなり来られてビックリしたんだよ…』

鬼「ははっ、いっちゃんが放課後Aを迎えに行きたいって聞かなくてな。ま、そのことをわざわざ話しに来たから昼休みはお前の話で持ちきりだったぜ」

『ゔぁっ…』

そ…それはつまり……

『死…？』

「死なないでAちゃん」

『マドちゃん…』

マドちゃん、宗くんのお気に入りの人形で本名はマドモアゼルちゃん…とっても可愛い

鬼「まぁ、いっちゃんとマドモアゼルに関してはAと会うのは久々なんだ。今日はとことん甘やかされろ」

『甘やかすんじゃなくてお話したいかな』

斎「なんだね。不満かね？」

『この年になって頭を撫でられるのはちょっと………いやかなり恥ずかしい……ﾃﾞｽ』

斎「むっ、大切なのを愛でるのは当たり前だろう？ああ…相変わらずきれいないい髪をしているね！ただ…前髪が長いのが気になる…切り給え！」

『ま、前髪だけは切りたくないぃぃ……ちゃんとお店の時とかハンドメイドしてる時はピンでとめてるよっ。だから前髪を切れなんて言わないで……長いのがなくなったら落ち着かなくて死んじゃう…』

斎「切ってもまた伸びるだろう！そんなことで死なれても困る！まだAには着せたい服がたくさんあるというのに！！」

『しゅ、宗くんの服は目を惹くけど、私にくれるのフリフリいっぱいのロリータ服ばっかりじゃん…』

作ってくれるのは嬉しいんだけどね、お外出歩けないないよ…私にはそんな可愛い服を着て歩ける度胸はないです。ごめんなさい

斎「Aはこういうロリータ服も似合うと思うのだがね…鬼龍はどう思う」

鬼「似合うと思うけどな」

『二人にそう言ってもらえるの嬉しいけど私地味だし、着る度胸ない……』

きっとそんなことを言ったって着せようとせるのが宗くんだし、くーくんが止めないのもわかってる

それでも嫌うことがないのは私が二人の存在が大切で大好きだからだ

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