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私は今E組の教室にいる。
そしてE組の生徒から質問攻めにされている。
まだ来たばっかりで皆の名前も知らないし、そもそも自分の席も案内されてない。
「皆さん！まずは席についてからにしましょう。
先生も色々気になります。
Aさんの席はカルマくんの隣です。」
『はい⋯。』
「「はーい。」」
私は1番後ろの席か。
まぁ悪くないかも。
⋯⋯って私1つ思ったんだけど。
E組って皆個性豊かすぎない？
A組もまぁ髪の色が派手な子とか、髪型が独特な子いたけど水色に緑って⋯しかも金髪まで。
しかも隣の子は赤髪だし反対側には大きいロボットみたいなのいるし⋯。
今のE組って本当に今までのE組とは全然違うんだ。
皆明るくて何か活き活きしてるし。
羨ましいな⋯。
「俺、赤羽業。よろしくねー。」
『あっ、はい。よろしくお願いします。』
急に話しかけられてびっくりしてしまった。
赤羽業くん⋯。横顔がすごく綺麗。
目も綺麗なはちみつ色で吸い込まれてしまいそう。
「ん？何？そんなに見られると困るんだけど。
何か付いてる？」
あっ、しまった。
つい見てしまった。
『いえ！何か付いてるわけではなくて⋯その⋯。
すみません！⋯つい珍しい髪色だったもので。』
「あぁ、そういうこと？
これ生まれつきなんだよねー。
確かに珍しいかもね。
でもこのクラス来たらそうでもなくない？」
『そう言われればそうですね。』
「てか、あんな超生物いたら皆の髪色とかどうでも良くなるよ。」
赤羽くんはそう笑いながら言った。
殺せんせーか。
赤羽くんの言う通りこんなのいたら全てどうでもいいな。
すごくいい先生そう。
今のE組が活き活きしてるのもこの先生のおかげなのかな。
でも殺さなくちゃいけないんだよね。
まぁ私にはどうでもいいけど。
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年1月30日 3時
