E組にやってきたフルート奏者【赤羽業】 (ページ18)

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「お、見てみ渚くん、Aちゃん

あそこ」

その日のお昼休み。

赤羽くんに言われて外を見ると烏間先生が1人昼食をとっていた。

「⋯ああ

烏間先生よくあそこでごはん食べてるよね。」

暗殺されるかもしれないのによく普通に食事とれるな。

「その烏間先生に近づいてく女が1人

殺る気だぜ

ビッチ先生」

するとビッチ先生はジャッケットを脱ぎ始めた。

え⋯また色仕掛け？

さっき効かないって分かったはずじゃ⋯。

教室にいる生徒全員が息を飲んで静かに見守っている。

一体どうするつもりなの、ビッチ先生⋯。

そう思った瞬間、もう私が気づいた時にはビッチ先生は烏間先生の上に乗っていた。

え⋯。

一体一瞬のうちに何が起こったの⋯。

「うおぉ

烏間先生の上を取った！！」

「やるじゃんビッチ先生！！」

教室が歓喜の声に包まれた。

そのままビッチ先生はナイフを烏間先生に当てようとする。

⋯が烏間先生に拒まれてしまう。

でも烏間先生に諦めがついたのかビッチ先生のナイフが烏間先生に当たった。

「当たった！！

ビッチ先生残留決定だ！！」

これが本物の殺し屋か。

まだまだ未熟な暗殺者の私達には知らないこと知ってるんだな。

まぁ暗殺者のビッチ先生は嫌いだけど、ビッチ先生の英語は好きだからな⋯。

ただしディープキスするところ以外は。

だから今回こうして残留決定してくれてちょっと嬉しいな。