11.仕返しの時間 ページ13
そんなこんなで殺せんせーの提案であいつらに仕返しをすることにした私達。
現在、瀬尾智也と土屋果穂は仲良くカフェで談笑中。
そこに菅谷くんお手製変装マスクで姿を変えた潮田くんと茅野さんが潜入。
そして私達が待機しているここはただの民家。
なぜ上げてもらえたかって？
ビッチ先生の接待テクをかじった矢田さんと倉橋さんが家主を抑えてくれたから。
私達の他にもたくさん人を集めたからE組の今の力を全て使って地獄を見せてあげるよ。
って言っても私はまだまだ未熟だから杉野くんと一緒に見張り役なんだけどね。
「ヌルフフフ
首尾は上々のようですね
では作戦を開始しましょうか」
潮田くんに準備が出来たことを連絡し私達の仕返しが幕を開けた。
まずは茅野さんがトイレにこもり、潮田くんがわざとグラスと食器を落とす。
そこで2人の視線がその食器達に目が言った瞬間を狙って千葉くんと速水さんが2人のコーヒーカップ目掛けて奥田さんが調合してきてくれたBB弾を
「
「マッハ20の目標に比べればチョロいね」
「おぉ！！」
『2人とも流石です
後はあの2人がちゃんと飲んでくれるかですね』
2人は何も気づいてないみたい。
普通に飲んでくれた。
「ヌルフフフフフフフフフフ
後は下の皆さんにお任せです」
その直後2人の様子がおかしくなった。
「マグネシウムを主成分として調合しました
市販薬の数倍の刺激を大腸に与えます
要するに強力下剤「ビクトリア・フォール」と名付けました」
そう奥田さんが調合したのは下薬剤。
それが効いてくれたんだろう。
『奥田さん素晴らしいです
あの2人の苦しむ顔すごく良いです！』
トイレはさっき茅野さんが入ったから空いてないはず。
そしてこの他に近くにあるトイレは⋯
茅野さんにトイレに入る前に言ってもらった100m先のコンビニだけ。
それももちろんわざと。
これだけで終わりなわけないしもっと楽しませてね。
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作者名：ルルナ | 作成日時：2024年1月30日 3時
