王の話が六つ ページ8
空が暗くなってきた。
ちょうどいいくらいの綺麗な橙の空。
審「…あ、そろそろ夕飯の時間だ」
夕飯?もうそれくらいの時間かー。
審「み、みんなもご飯食べない?
…って、英霊ってご飯食べなくていいのかな」
プ「んー…どうだい?マーリン」
『私に聞くかい?私、夢魔だよ?
…まぁ、多分大丈夫じゃないかな。
ジャック、君。聖杯戦争の記憶はあるかい?』
頼む、あってくれ…!
特例でいいから!ほら、私がマーリンに成っちゃったみたいに!
ジ「ん…?
…あ、みどりの髪のおかあさんのこと?」
緑…、ああ、彼女はそうだったね。
審「緑……、あっ。
(アポ○リファ…)」
『そうだよー。ハンバーグ、美味しかったかい?』
あのおっそろしいハンバーグね。
食べてるジャックちゃんは可愛かったけれど。
ジ「うん、おいしかった!(((にこ」
『うんうん。だ、そうだよ。マイロード』
審「ソ、ソッカー。
ナラアンシンダネー」
少し顔の蒼いマイロード。あ、あれ思い出したな。
とりあえずご飯は私以外皆食べられるようだね。
まぁ、一応英霊だから、食べなくても問題ないんだけど。
審「ご飯かー。じゃあ、台所に行かなきゃ、か…」
プ「?何かあるのかい、マスター」
審「あー、うん。あの、厨房担当の刀剣男士が何人か居て、さ」
『ああ、なら私が共に行こうじゃないか。
アーサーとジャックちゃんは、マイロードの部屋で待っているといい』
プ「マーリン…。信じていいんだね?」
『このマーリンお兄さんを信じたまえ。
君の所のではないにしろ、同一人物なんだよ?』
プ「人でなしの所もかい?」←
『うーん、そっちもかー!』
なら仕方ないなー!
『まぁ、うん。大丈夫だよ。さ、行こうかマイロードー!』
審「え、うん…んんんんんん!?
ちょ、マーリン!手ぇ引っ張らなi抱っこも止めてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」←
『あははははははははははは!』←
プ「…心配になってきたな」
ジ「?解.体するー?」
プ「嫌、大丈夫だよ。僕らは待っていよう」
ジ「はーい」
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かんぎんぺい(プロフ) - 初見です!5話まで読ませて頂きました。FGOもとうらぶも大好きなのでこれから楽しみです!続きを楽しみに待ってます。頑張って! (2019年12月6日 14時) (レス) id: 5ec137801d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:初音アン | 作者ホームページ:http://twitter.com/hakureiaria5
作成日時:2019年10月22日 23時