王の話が七つ ページ9
さぁ、台所だ。キッチンだ。厨房だ!
マイロードは何故か顔を少し青くしている。
おや、やはり男士が怖いのかな?←
『よいしょ、…さぁここかな?』
審「う、うん…。ちょ、マーリン…急はビックリするから止めて…ほんと」
…ああ、急に走ったからか!
やってしまったね、えへ。←
『いやぁ、悪いね。
さ、早くご飯を作ろうじゃないか、マイロード!』
審「あ、うん。それはいいんだけど、さ。
マーリン」
『?なんだい(((にこ』
審「マーリンって、ご飯作れるの?」
『全然ッ!(((にこ』←
審「だよね!」
…まぁ、実はこれ全部厨房の前でやっていたんだよね。
だから、
燭「もう、誰?夜ご飯はまだ出来てない…って、主…?」
中から一人の青年が出てきた。
うーむ、眼帯つけたイケメンか!
私とはまた違う色.気の持ち主だね!←
審「……しょ、燭台切」
燭台切…ああ、伊達政宗の刀だったかな?
有名な刀だった気がするよ。多分。
燭「何でここに…って、ああ。
そうか。ご飯だよね。待って、準備してるから…」
審「ち、違うんだ。燭台切!
ご飯は、自分で用意するから、…その、お前は歌仙たちと他のみんなのを準備してて欲しい」
マイロードがそう言うと、少し困ったような顔をする燭台切。
…おや?もしかして彼は、中立なのかな?
燭「…そ、っか。
……あれ、そっちの彼は?新しい刀剣かな?」
『…ん?ああ、私のことかい?
まぁ、新しい住人であることは間違ってないよ。
私の名はキャスター。マイロードに呼ばれた者さ。
よろしく頼むね、伊達男くん(((にこ』
燭「伊達男…。僕は燭台切光忠って言うんだ。
よろしくね、きゃすたーくん」
す、と右手を出される。お、ハンドシェイクかい?
いいよ、受けようじゃないか。
審「あ、あの。ご飯作りたいんだ。…その、入っていいか?」
燭「あ、うん…。
まだ食材はあるから、そこの使ってね。
歌仙くーん、主入れていいかい?」
歌「……はぁ!?主!?
…って、本当じゃないか。……何しに来たんだい」
審「すみません、ご飯作りに来ました。ごめんなさい」
歌「…何を謝っているんだい。
本来、ここは君の本丸なんだ。許可なんていらないだろう」
審「あ、うん…。キャスター、おいで」
マイロードが先に中に入り私を手招きする。
…おっと、この格好だと料理をするには邪魔だな。
そう思いローブを取る。
審「……ぎゃ!」
…と、マイロードが倒れた。←
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←王の話が六つ
206人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かんぎんぺい(プロフ) - 初見です!5話まで読ませて頂きました。FGOもとうらぶも大好きなのでこれから楽しみです!続きを楽しみに待ってます。頑張って! (2019年12月6日 14時) (レス) id: 5ec137801d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:初音アン | 作者ホームページ:http://twitter.com/hakureiaria5
作成日時:2019年10月22日 23時