出会いと始まり。10話 ページ11
春姫side
ライブも無事に成功し、新入生歓迎パーティは幕を閉じ、それから数日が経過した。
もうすぐ行われる"S1"に向けて色々学校はごたついていた。
現在、春姫は入部している"演劇部"の部室のソファーで寛いでいた。
「春姫先輩、！ ちょっとは部室の整理を手伝ってくださいよ〜！！」
新しく入部した真白友也がそう5分に1回のペースで問い掛けてくるものの、同じように「あのドレス着てくれるならいいよ」と部室の端に飾ってある可愛らしいドレスを指さす。
友也くんは変わらず「一人でやります……」と諦めたような、ため息をついて片付け始める。
まだ部員がいるが、部長のあの変人ぷりなどに弱音を吐いて辞めていく部員が多く、他の部活より少ない。
半分くらい、春姫がいけない気もするけど、まぁいいだろう()
部長は、相変わらず、何処かに行っていて分からず、同じクラスの氷鷹北斗こと、ホッケーくんはS1に出場するらしく、零にぃのところで猛特訓してる。
実に暇だ。
友也くんをからかうのもいいが、流石に、毎日やってると飽きる。
可哀想にも思えてくるしな。
「友也くん、今回のS1には、何処のユニットが出ると思う、」
と問うと、
「さぁ？」
と帰ってきた。
ホッケーくんは友也くんにも黙っているのだろう。
んー。
「この学校、これから先、面白くなるといいんだけどねぇ、」と呟いては立ち上がり、ほうきを取り出すと友也くんは失礼極まりなく「春姫先輩が掃除を！？」と豪快に驚いたので腹パンを食らわせとく。
そこから、ぐちゃぐちゃの部室の大掃除が始まったのは言うまでもないだろう。
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璃菓(プロフ) - ししまるさん» 天才ですよ月輝ちゃんかわいい (2017年12月29日 1時) (
レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
璃菓(プロフ) - えれんさん» ありがとう (2017年12月29日 1時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
ししまる - むりしゅき天才かな、むりですしんどい。月輝のところ書いてくれてて私ほんと尊い (2017年12月28日 0時) (レス) id: 01f6fb1860 (このIDを非表示/違反報告)
えれん(プロフ) - しゅき (2017年12月18日 17時) (レス) id: 0c973ac0d7 (このIDを非表示/違反報告)
璃菓(プロフ) - 霜月さん» 現在、１話から手直しを始めました。更新が遅くなってしまうと思います。頑張りますので、よろしくお願いします。 (2017年11月20日 21時) (レス) id: d6d35cc075 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：璃菓 | 作成日時：2017年11月17日 21時
