今の状況、楽しんでいませんか４ ページ10
結局迷惑を掛けてしまっただけで失敗に終わってしまった為、他の作戦を考えなければと行動に移して見た。
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エイト先生を顎で使う何て卒倒しそうになるが何とか痛みに耐える。彼は武闘派ではあるがバビルスの教師、元から優秀で仕事も早い悪魔だから「私の雑用を手伝いなさい」と意を決して命じて見ても犬のように尻尾の炎を揺らして「はい喜んで！」と飛んで来るのは当たり前だった。求めていた反応と違う、そうじゃない。
楽しそうに雑務を開始して、書類に目を通すエイト先生に頭痛がする。頼んだのは私だけれどもエイト先生は自身の仕事もあるだろうに…誰がやるか、自分の仕事くらい自分で勝手にやれ。と突っぱねてくれたら良かったものを。
「Aさん、この備品は…」
「それはモモノキ先生の授業で扱う物ですね、そちらの書類もモモノキ先生に手渡しますので同じように添えて下さりますか？」
「分かりました」
小包はバラム先生、お手紙はダンタリオン先生に…沢山ある物を全て振り分けて手渡す作業に移る。終えればスージー先生に頼まれている植物の水やり、それを終わらせたら各学年の行事である書類作成、師団の予算や学校表簿の確認…
「凄いな」
「はい？」
「いつも一人でこの仕事を担ってるんだよね？」
「えぇ、ですが普段からお忙しい先生方程でもありませんよ」
私がしているのは雑務だし、そこまで難しい仕事はしていないのも確かだからだ。それならば生徒さんの事を親身になり考えて行動する先生方の方が十分凄いと言えるだろう、一度推薦状で理事長であるサリバン様から「教師をやって見る気はないかい？」とお声を掛けて頂いたが、私はしがない悪魔位階(６)の女悪魔。
教えられる立場ならまだしも教える立場には立てないだろう、並外れて優秀な大それた器ではないもので…けれどもサリバン様は「どうしても駄目かな？」と納得されず、高位悪魔の無茶振りや押しに弱い私は結果的に「畏まりました。では事務員でしたら構いませんが…」と言う事で落ち着いたのである。
一人で決め兼ねる事は生徒会の生徒さんや教師の方達にも聞いて回る為、そう言う時はとても事務員という立場は身軽で良いとさえ思う。
「ここまでお手伝い頂いてありがとうございました、後は私がやりますのでどうぞイフリート先生はお帰り下さいませ」
「いや、折角だから手伝うよ」
「えっ、ですが…」
「させて欲しいな？」
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ゆいゆい - 最近イフリート先生にハマったのですが、めちゃくちゃ好みでした！！！更新楽しみにしています！！！頑張ってください！！応援してます！！ (8月29日 5時) (
レス) @page11 id: 40519882e3 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 次の更新を楽しみにしてます！ (2023年4月19日 13時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きを楽しみにしてます (2023年4月13日 6時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
?(プロフ) - めちゃめちゃに好きです！続き楽しみにしてます！ (2023年4月2日 23時) (レス) id: 98936ec3a4 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 次の 話しを楽しみにしてます！ (2023年3月18日 20時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年3月10日 19時
