キス ミー ダーリン２ ページ4
「うぐぐっ…勉強難しい」
「無理せずで良いんだよ？でもまだ小さいのに勉強を頑張っていて偉いね？」
「いいえ、これも完璧な淑女になる為だから！」
兎に角ザマァ展開だけは回避しなければ、自身の美しさに私は将来悪役令嬢になる運命なんだ！と理解した。きっとR 指定の乙女ゲームの世界何でしょう？将来私が通う学園とかに
きっと口では言えないようなあんな事こんな事をヒロインにするんだろうな…大人の色気でヒロインすらも堕としちゃうんでしょう？私、知ってる。
全て最初からなのがより難しくしているんだよね…日本人が突然外国の勉強を始めたようなものだ、理解出来る単語が一つもないーー…人間界の仕組みに関する本なら分かるかも知れない。但し空想生物学の本は簡単過ぎて欠伸が出た…まぁダリくんから賢いねと頭を撫でられ、沢山褒めて貰えるから手を抜く事もなく勉強はするが。
「A、少し休憩しようか」
「！ダリくん…もしかして、おやつ？」
私のティータイム＝ダリくんとのキス。勉強を頑張るご褒美にキスが欲しいと言うのはやはり恥ずかしかったものの…性 欲ではなく食欲には勝てず、強請ってしまったのだ。お腹空いた、甘い物食べたい…ダリくんは甘く苦いチョコレートの味がする。瞳はキャラメル見たいで、芳ばしい…もっと体験させて、貪るようなキスがしたいの。
「……ダリくん、ちゅーしたいな？」
「……どこでそんな可愛いお強請りを覚えて来たんだか」
ちょっとだけだよ、生気を吸い過ぎると眠くなっちゃうからね？と言う言葉、ため息と共に唇に触れたダリくんに目を閉じる。
「んッ…」
「A、知ってた？」
「はぁ、なにが…？」
「前に僕がチョコレート見たいな匂いがすると言っていたでしょ？Aも凄く甘い匂いがして……そうだな。これは桃のような完熟した果実見たいな甘い味に近い気がする」
「ちゅ…はっ、私は…分からないかも…？」
「へぇ、Aには分からないんだ…この匂いは僕だけなのかな、興味深いな」
そう言い、角度を変えて何度かバードキスを繰り返す。優しく腰を引き寄せ撫でられた時、擽ったくて身を捩れば酷く楽しげに笑った。
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くまのん - 最高すぎる‼‼続きがめちゃくちゃ楽しみです‼応援してます (4月7日 0時) (
レス) @page23 id: 333fed96b4 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 私逆ハー大好物なので嬉しいです！魔入間のキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (7月11日 18時) (レス) id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
スズメ - めちゃくちゃ好きです‼更新待っています！ (7月9日 21時) (レス) id: 333fed96b4 (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - え、、最高好きです、、続き楽しみにしてますっ！頑張ってください！！ (2023年3月30日 4時) (レス) id: d3fb5e7475 (このIDを非表示/違反報告)
シャルネ(プロフ) - もう最高すぎて、、これからも応援しています！ (2023年3月18日 9時) (レス) @page17 id: 22dcb2cbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年2月16日 11時
