推しから同担拒否のガチ恋勢だと告白された２ ページ12
何かマウント取り合い合戦始まったんだけど？公式の彼等はイケメンだったのに、今は何と言うか…可愛い後輩女子に言い寄られている学園モノのモテ期少年漫画の主人公見たいな気分である。
「まぁ…イフリート先生はまだ良いよ、感情的に羨望の眼差しやAさんに対しての敬意しか見えないしさ。好意はあるけど今のところ恋愛感情はなさそうだし…」
「れっ！？あるわけないだろ！！A先生は尊敬する先輩なだけで、僕何かに好かれても…あの
何だか恋バナを聞いているようでムズムズして来るし居た堪れない気持ちに陥る。もう聞こえなかった振りをしてズカズカと入ってしまおうか…それとももう少し時間を置いてから休憩時間のギリギリにまた入ろうかを終始決め兼ねていれば…後ろから怪訝そうな顔でこちらへ声を掛けて来るカルエゴくんがいた。
「A先生、こんなところで何をーー…」
「……それよりも厄介なのは後方彼氏面をするカルエゴ先生何だよなぁ」
「……はっ？」
止めてカルエゴくん…こちらを見ないで。私だってずっと顔を背ける事しか出来ないし、気持ち的には当事者だから結構しんどいものがあるんだよ。一向にツムルくんやイフリート先生は話しを止めないし、未だ気付いた様子も見られないから苦笑いを浮かべてしまう。
「……あの
「……」
ツムルくんが嘆き悲しむ姿を眺めて、チラリとカルエゴくんを見れば凄まじい形相で大きくため息を吐いていた。待って、今かなり怖いしカルエゴくんの顔をじっくり見られない。
職員室のドアを叩き割る勢いで開けたカルエゴくんと気まずさで顔色を悪くさせて目眩を覚える私。肩を浮かせてこちらを見る二人は顔色を悪くさせた、お願いシチロウくん…この混沌とした空気を今直ぐに助けて欲しい…これを止められるのは貴方しかいないわ。
「粛に」
「か、カルエゴ…先生と…A先生…」
「随分と可笑しな話しをなされているようで…私も混ぜて頂けますか？」
「「スミマセンデシタ」」
「ナベリウス先生…落ち着いて下さい。深呼吸して…はい。怒らない、怒らない」
「……はぁ、全く」
「まぁ…あながち間違っていないですよね」
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akithin.(プロフ) - 凄く面白かったです！更新楽しみにしています！ (4月28日 2時) (
レス) id: 99ff633255 (このIDを非表示/違反報告)
72 - 久しぶりの更新楽しみにしてました！！体調に気をつけて頑張ってください (3月29日 16時) (レス) id: 3801a7866d (このIDを非表示/違反報告)
りんか(プロフ) - とても面白くて読みやすかったです！最近更新されていませんが続きを楽しにみ待っています！！ (2023年4月9日 22時) (レス) id: d3fb5e7475 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - すみませんがもう更新はされないのでしょうか？ (2023年3月26日 0時) (レス) @page29 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - イポス先生の出番！！いつも更新ありがとうございます！！ (2023年2月21日 21時) (レス) @page28 id: 61588fc94f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼空 | 作成日時：2023年2月6日 9時
