あの国民的アイドルの妹は...。３ (ページ19)

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私より先にページ19

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私が出るかどうかは別として、もっと早く電話をかけることだって出来ただろうし、このまま話さなくても良かったと思う。

玉森「Aが泣いたって聞いた。あの歌すごくいいと思う。俺の気持ち歌ってるみたいじゃん？」

裕太の気持ちって何？

てか、泣いた事バレちゃってたんだ。

玉森「A」

A「なに？」

玉森「そろそろちゃんと話さない？」

結局裕太に先に言わせてしまった。

裕太に色々言ってたけど先に電話をかけるべきだったのは私だし、切り出さなきゃいけなかったのも私だ。

［櫻井です。千ちゃんから聞いたよ。忙しいと思うけど空いてる日あれば教えてください。］

千ちゃんからラインを聞いて登録した。

相変わらず堅苦しいライン。

絵文字とかつけないからどうしても真っ黒になっちゃう。

［明後日は？］

［ 22時以降でよければ。］

［じゃあ22時にAの家に行く。住所送っておいて！］

明後日。

私は全部裕太に話すんだ。