#2 ー Side.Yuta. ー ページ35
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A「いつもありがと...、大切に使うね」
えっ、え、え。
って俺はいつもと違うAに驚いていた。
でも頑張って甘えてるんだなって、顔を赤くしてるところからわかっちゃうのが可愛い。
A「26歳になった瞬間に裕太と一緒に入れて嬉しい。...あのね、」
玉森「ん？」
A「本当に、裕太のこと大好きだよ。こういうときにしか言えなくてごめん」
そう言って横に座って俺に抱きついていたAは、赤くなった顔を下げて俯いた。
こんなの誰にも見せたくない。
俺ってこんなに束縛して嫉妬する面倒なヤツだったかな。
モテるAが悪いとか思う最低なヤツ。
もうAとは喧嘩したくないから言うのはやめるけど。
玉森「A、俺も大好き」
Aの顔を上げさせて伝えたら、
A「ふふっ、うん。嬉しい」
本当に嬉しそうに笑った。
A「...裕太、ん！」
玉森「なに？」
A「...わかるくせに」
Aが目をつぶって俺の方に顔を近づけた。
玉森「言わなきゃわかりませーん」
A「もぉ...。26歳になって最初のキスは裕太がいいの。これから撮影で会えなくなって、ドラマの撮影でのキスが最初だったらちょっと嫌」
そんなの喜んでするよ。
26歳最初のキスは彼氏の俺じゃないと。
A「ん...、たまには甘えるのも悪くないね」
そう言ってAはふわっと可愛く笑った。
Aが甘えるのはすごく可愛い。
でも俺だけにしてほしい、なんて思う。
___________________________________
ーリクエストー
玉森くんに可愛く甘える
ツイッターからいただきました！
リクエストありがとうございます(^^)
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作者名：ひーりん。
| 作成日時：2018年3月27日 19時
