#2 ページ16
.
コードブルーチーム全体でご飯会をしたことはあったけど、初めて大ちゃんとふたりで食事に行った。
お酒も少し飲んで気づいたらタクシーで眠っていたらしい。
起きたら大ちゃんと、少し怒っている裕太が目に入った。
大ちゃんに裕太と付き合ってるのバレちゃったのかな。
何も言わないだろうからいいけど...。
すごく仲の良い菅田くんと賢人くんにも言ってないことだったから少しだけ焦った。
玉森「無防備」
A「え？」
玉森「何かされたらどうすんの？今ベッドだよ？」
A「裕太が考えてるようなことはないよ、大ちゃんはそんなことしない」
玉森「男なんてわかんねぇよ」
裕太が冷めた目をしながら低い声で発した。
...初めて見た。
裕太が怒ってるの。
A「私より交流あるんだから大ちゃんのことわかってるでしょ？私今寝てたんだよ？もっとないよ」
玉森「もし襲われてAは男の力に敵うの？絶対敵わないでしょ」
A「...はぁ、絶対大丈夫だから」
大ちゃんが私の事を好きだと思ってるの？
恋愛的な意味で。
それはきっとない。
大ちゃんはもっと女の子らしい子が好きそうだし。
私よりも背が低くて、みたいな。
玉森「ずっと耐えてきてたけどさ。Aが他の男と絡んでるのいい気しない」
A「仕事柄仕方なくない？」
玉森「Aは仕事じゃなくてプライベートもそうじゃん。SNS見れば俺も知らなかったことがたくさんある。俳優と密着してるのを見るのは疲れた」
A「そんなの見なきゃいいじゃん」
喧嘩なんて絶対したくなかったけど、裕太にそう言われて何か言わないと落ち着かなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1094人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひーりん。
| 作成日時：2018年3月27日 19時
