２人になって ページ18
皆と別れを告げて、安と２人きりになった。
あ「大丈夫なの？暗くなっちゃうよ？」
安「大丈夫やで♪まぁ…Aとお話したかったし。」
なんて言って微笑む安。
あ「そっか…。」
そう言って、微笑み返した。
安「俺の言った通りやろ？」
あ「へ？」
いきなり言うもんだから、マヌケな声を出してしまった。
安「”へ？”って…笑」
笑われてしまった…
安「言ったやろ？皆、泣いて喜ぶって…。言った通りやん！」
あ「…ホントだ…。」
ついさっきまでの事を思い出す。
病室に入ってきた瞬間、泣きながら抱き着いてきた梓。
一斉に嬉しそうに話す皆の顔。
思い出したら、何だか嬉しくなって、笑顔と涙が同時にこぼれた。
その瞬間、何かに包まれる感覚。
またこのあたたかさ。この優しさ。
あ「あのね…うち、ずっと安に助けられてる感じがする。ｸﾞｽ」
安「そうか？笑」
あ「うん…安の胸の中って、とてもあたたかくてね、優しいんだ…ｸﾞｽ」
安「ん…。」
あ「それに何度も救われたんだ…ありがとう。」
安「…照れるなぁ〜…笑」
そう言うから、頭を上げるとすぐ目の前に安の顔があった。
安の顔は真っ赤だった。
…こっちまで照れちゃうよ
安「ちょ、顔見たらアカンて〜！////」
あ「あはは！笑」
何か落ち着く…
あ「よかった…ホントに…」
瞼がだんだん重くなる。
そして視界は暗くなった。
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童話の魔女 - すみません。次のお話を読んで分かりました。下のことは無視してください。申し訳ございませんでした！ (2018年3月21日 21時) (
レス) id: 8481b453f8 (このIDを非表示/違反報告)
童話の魔女 - あの・・・たまに出てくる流奈って誰ですか？もしかして作者さんのことですか？失礼なこと聞いてごめんなさい！決してバカにしているわけではございません (2018年3月21日 21時) (レス) id: 8481b453f8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっさん(プロフ) - 泣けたぁ...全然小説とか映画で泣いた事無かったのに…。きっと、作者さんの文章力がすごいからですね！（←ん？）こんなにもリアルで、惹き付けられる小説に出会えて、とっても感動でした！素晴らしい小説、ありがとうございました。 (2014年1月12日 20時) (レス) id: 361b85de26 (このIDを非表示/違反報告)
minaglee603(プロフ) - 錦戸くんとイジメてた子は付き合ったんですか？ (2014年1月3日 1時) (レス) id: 2f5abe4dee (このIDを非表示/違反報告)
琉那。(プロフ) - 麻音さん» ありがとうございます.!!泣 (2013年8月2日 9時) (レス) id: 1547e7d1e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃん | 作成日時：2012年11月9日 23時
