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肌寒くなってきたなー
ツアーが終わり
季節が1つ進む。
鈴から引き継いだ仕事は
やっと流れを掴んだかんじ。
営業先へのお弁当を1つ多めに取り
その1つを車で自分で食べる。
最近厳しいからあんまりしてなかったけど
今日はいいの！(え？)
えーっとこの後は15時の約束と
17時までに後輩から上がってくる資料がある。
そのチェックが終われば帰れる。
後輩よ！お願い！！
余裕をもって提出してくれ！！
今日はこのあと
北山さんと久しぶりにご飯
ちょくちょく連絡は取っていたが
自分の仕事がバタバタしていた事もあり
ご飯は久しぶり。
自分からご飯に誘ったのだ。
今日でもう少し親しくなれればなー
友達じゃなくて、、
彼女候補に入れてくれたりなんか
しないかな、、
そもそも彼女の有無すら
まだ確認していない。
あの外見
あの社交性
話せばわかる。
北山さんて、アイドルじゃなくても
たとえ他の仕事であっても
上り詰めていくタイプだ。
そのバイタリティすら憧れる。
意見の伝え方
周りへのフォロー
きっと北山さんに憧れる後輩やスタッフは
沢山いるだろう。
ボーッとそんなことを考えていると
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ごめん！ちょっと別の仕事入って遅れる。
宮っち派遣しとくから先に始めてて！
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後から来るんだよね？
ならいっか！
予定通り外回りを終え、本社に戻ると
出来る後輩は既に資料を完成させていた。
さすが！
期限内に提出するのは当たり前だが
今日は盛大に褒めとく。
そして残り僅かな集中力をついやし
資料に目を通し、直しをいれる。
まだ残業していた後輩に
簡潔に説明して返却。
それはもう流れるような速さで
会社を出るためエレベーターに乗り込む。
そこで偶然元彼
、、とその彼女に遭遇。
二人とも私だということには気付いてる。
さっき目が会ったもん。
早く。
早くついて！
1階に着くやいなや
1番に降りた。
耐えられるか！あんな空間！
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作者名：ともちぃ | 作成日時：2019年1月14日 3時
