12. 自室 ページ13
そんな言葉も無視してトメさんは男子寮と書かれたドアを開けて入っていく。
A「あの・・・・お風呂とかトイレはどうなるんですか?」
トメ「それね、風呂とトイレはアンタの自室についてる
部屋が足りなかったお詫びにね」
それから【302】と書かれたドアの前でトメさんが止まった
トメ「ここがこれからアンタ達が暮らす部屋だ、カギは2コずつ
無くすんじゃないよ!」
A「で、トメさん私の部屋は・・・?」
トメ「アンタの部屋は【303】だ。カギはこれ1つだ・・・わかってるね?」
A「できるだけ無くさない様にします」
トメ「よろしい、食事は6時から。食堂は1階から渡り廊下をわたっていく
それと・・・困りごとがあったらいつでもおいで」
顔が近いですトメさん;
A「わ、わかりました」
そしてトメさんはスタスタと帰って行った
私とアラタは顔を見合わせ、ゆっくりとノブを回す
[ガチャ]
中に入るとすぐ左右両方にもう1つドアがあった
ドアの上にはそれぞれ表示があった。
A「うわ、すごい丁寧」
そして正面にはベットが2つ
それに勉強机が2つそれぞれ並んでいる
ぼっちだなー 寂しい。
机に背負っているカバンを置き
荷物を取り出す。
すると横目に入ったのはつづらだった
A「なにか入ってる?」
気になったので開けてみる。
中には生活用品がビシッリと入っていた
良かった、これちゃんと女子用だ
さて・・・次はお風呂だな
そう思い、入口へ向かおうとすると
[ガチャッ]
ドアが開いた。
一瞬身構えると
アラタ「姉ちゃん!」
入ってきたのはアラタだった
A「何か用?」
少し苦笑いしながらアラタに笑う
後ろには いかにもな顔をしたヒカルがいた
アラタ「トランプしよーぜ!」
A「他でやれよ」
苦笑いし続けるが、アラタは無神経にやろうと連呼してくる。
マイペースなアラタにはかなわないか;
ヒカル「アラタ・・・お前・・・」
ヒカルがため息をつく
アラタ「あ、ヒカルも一緒にやるんだからな!」
人の話を少しは聞けよ・・・聞こうよ;
A「はぁ・・・じゃあちょっとだけやろうか」
アラタ「よっしゃ!ヒカルもだぞ!!」
ヒカル「・・・・わかったよ」
ヒカルも折れた様にもう一度ため息をつくと近くに座る
それから6時ごろまでずっとトランプをしていた。
【食堂】
夕食をトレイに乗せてどこへ座ろうかと周りを見渡す
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十六夜(女) - 面白かったです (2015年9月26日 12時) (レス) id: 2c88841f23 (このIDを非表示/違反報告)
歌姫# - ルンルンさん» あの・・もしよかったらですけど・・この小説でコラボしませんか?・・いやならかまいませんが (2013年9月11日 23時) (レス) id: 2dcee2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - 歌姫#さん» 勿論良いですよ!^^ (2013年9月10日 5時) (レス) id: f10611c99d (このIDを非表示/違反報告)
歌姫# - ルンルンさん» あ、ルンルンさん・・あの良かったらお友達になってくれませんか?・・いやなら別にいいんですけどね; (2013年9月10日 1時) (レス) id: 2dcee2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン - えっ〜と、初めまして?この小説本当に面白いです^^ 更新、楽しみに待ってます! (2013年9月9日 19時) (レス) id: f10611c99d (このIDを非表示/違反報告)
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