死に囚われた人【第五人格】 (ページ19)

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「…よし、写真おっけー。」

隠れていた場所から出て解読を進める。
午後一のゲームは湖景村。写真家って人が相手っぽい。パーティはフィオナさんとウィラさんとチビと私。不思議なパーティだな。

ゴーンゴーンと金の音が鳴り響き、鏡像のフィオナさんがダウン表示。遠距離ワープを呼びかけられたのでわかりにくい場所で応えた。私がいちばん遠かったらしい。スタートからあまり動いていないから遠い方がいいって言ってた。
2人で解読を進めていると鏡像のフィオナさんが椅子に縛られた。
そしてすぐ鏡像が終わりフィオナさんを治療する。暗号そろそろ終わるし船のとこ行こうかな。

ステージの隅を通って、カラスが来ない程度のペースでゆっくり移動する。今回のハンターはとても私と相性が悪いのだ。

もともと私は受けるダメージが普通の人より1.25倍らしい。ウケる。それプラス写真家は現実世界だと通常の1.5倍のダメージを与えることが出来るらしいから、つまるところ私はワンパンでダウンする。クソ。
いーもんね！ハンター来たらあのチビに押し付けるから！！！！

と思ったが予想以上にハンターが来ない。ハンターの警戒範囲内でうんちゃらかんちゃらも表示されてないから、近くにもいないって事…とりま瞬間移動を警戒しておこう。暗号機のなんか棒みたいのが揺れてるとハンターにも見えてるらしいから。
棒揺れてるなーと思いながら解読を進めていると、二度目の写真が撮られた。
殴られるまで無視して解読していると写真世界が終わって、赤い光…光？
そっと後ろを振り返ると、そこにいたのはひび割れた写真家。

「ウオォォォォォオア！？！？！？！？」

なんで、なんでいるの！！！！！！