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「…さむ、」

どうやら私はこんな場所で眠っていたらしい。寒いわけだ。でも気分はいいからおーるおっけー。
どのくらいだったんだろう、と思ったがまだ声が聞こえるし30分ぐらいしか経ってないかなぁ。

恐る恐るドアを開けて見れば…待ってなにこれ?
食堂の床の至る所に酒のシミ、食べカス、食器、缶に瓶…一体何があったらこうなんの。
呆気に取られているとデミさんが私に気付いたようで説明してくれた。
なんでもみんな浮かれて酒を飲みすぎたらしく、大半は寝てるか泥酔して部屋に戻ったかその辺に転がってる。らしい。デミさんはお酒に強いから全然平気だけど他の人は少しでも酔ってたら部屋に返したとか。確かにワインボトルとか割られたら困るしね。

「…酒臭…」

とにかく臭いがきつい。酒。
美智子さんとデミさんとマーサが片付けをしてたので私も手伝う事にした。ヘレナはもう寝てるかなぁ。

「邪魔です、早く部屋帰ってください。」

とにかく私は床で寝てる人を起こす。いやみんな床ってわけじゃないけど、椅子に座ったまま寝てる人とかもいるけど。とにかく床のは邪魔だ。

「…サベダー起きてー邪魔ー」

背中をちょっと強めに蹴る。手にはお皿持ってるからね、仕方がないね。
少し唸っただけで全然起きなかった。どうしようか。とりあえず食器を持っていて、それから起こすことにした。

「はぁ…サベダーごるァ!!!!!さっさと起きんかい邪魔だわボケェ!!!!!!」

「う、痛てぇな…なんだよ…」

ストライクショット!!!!
じゃないけども。ちょっと、ちょーっと腹を強めに蹴りました。うへ。
やっと起きてくれたようだが酒の飲み過ぎか顔が真っ赤である。アホじゃん。
目は覚めたようで、床に座ったままぽけーっとしている。

「…A?」

「うわっまてやめろ離せ」

……………。
…。
何 し て ん だ 貴 様 ! ? ! ? ! ?
説明しよう!今私はサベダーに引っ張られたせいでバランスを崩しサベダーの膝の上に向き合うように座ってしまったのである。しかも抱きしめられているため抜け出せない。力強いんだよボケナス!!!!

「やだ離して酒臭いキモイキショイ!!!!」

「んー…」

んーじゃねぇよボケ!!!首の匂いを嗅ぐな!!!!







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下書きでちまちま書いてたえっちぃのを公開しました。私の作品欄から見てね!




未成年は見るなよ

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紅茶 - はじめまして!この作品めちゃくちゃ好きです…!!更新大変だとは思いますが頑張ってください!! (2020年5月30日 22時) (レス) id: 9ce8ebd643 (このIDを非表示/違反報告)
ヒッサーメ・ビンジョルノ(プロフ) - 結城@ハスター教信者さん» 優しい人…!!!ありがとうございます…!!! (2020年2月25日 0時) (レス) id: 3046be83b8 (このIDを非表示/違反報告)
結城@ハスター教信者(プロフ) - 番外編反映してないです。 (2020年2月24日 21時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヒッサーメ・ビンジョルノ x他1人 | 作成日時:2020年1月4日 0時

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