この気持ち…【瀬名泉】 (ページ15)

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拾四♭ ページ15

遊木side

そして昼になった。僕はなぜか少しだけ緊張していた。

理解されない可能性だってあるんだ。そう思うとちょっと怖いけど、

二人なら理解してくれるって信じてる…！

明「よぉし！！じゃあ話してみて！！！」

幼稚園生が紙芝居を聞くときのように目を輝かせて僕の方を見つめてくる明星君。

遊「そ、そんなに期待しないでよ！？ほんとに大した話じゃないんだ。」

氷「いや、いい。俺たちは遊木が一人で悩んでいる方が気に食わんからな。」

言い方はちょっとあれとしても氷鷹君が優しくそう言った。

ほんとに僕はいい友達に恵まれたなぁと感動しながらも僕は話し始めた。

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明「俺からしてみればそれだけ？って思うけど…」

明星君が素直に感想を述べる。

明「でも、ウッキ～からしてみれば大変なこと…だね」

遊「うん…そうなんだ。別に僕には関係ないことなんだけど…」

氷「ただ、このままにすると遊木と普通科の女子の方の仲が心配だな」

まぁ、Aはそんなこと気にしないだろうけど…

でも、ちょっと話づらい環境になってるのは確実。

またあいつが来るって最近Aは逃げちゃうから。

泉さんから逃げてたら仲良くとか以前の問題だよね…

明「あ、こういうのはどう？？」

明星君が僕に案を出す。

氷「なるほど。それなら…」

遊「うまくいく自信がないんだけど…」

明「大丈夫！！もっと自分に自信をもってウッキ～！！」

氷「そうだな。遊木にしかできないことだ。」

氷鷹くん…それ地味にプレッシャーかけてるよ…

でも、やってみなきゃわかんないよね！！

僕は明星君の作戦を実行することにした

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作戦は言いません！！え、考えてない…？そ、そそそそんなわけないじゃないですか！！

考えてありますよｗｗｗ