お前ら本当にアイドルか【あんスタ】

三十八話 ページ43

「わはは！インスピレーションが止まらないぞ！！」

はい、他のキャラを出そうと廊下を歩いていると王様がいました。


「んー？誰だ？うっちゅ〜☆……………………って、Aか」

「いや、テンションの差よ」

「俺は今インスピレーションが止まらないんだ！……って、紙無くなった！
A、紙持ってたら今すぐ俺に渡せ！！」

「えーっと〜……ないな」

「使えないやつだな！」

「待ってめっちゃムカつく」

「こうなったらいっそAの顔面に書くか………？」

「おい聞こえてんぞこの野郎」

「何言ってんだ？その変な顔を俺の名曲が書かれた芸術作品にしようとしてるんだぞ？」

「マジな顔で言わないで、後さりげなく罵るな」

「むー………じゃあ壁に「壁は論外それを綺麗にするのは誰の仕事だと思ってんだ！」え？お前」

「即答しないで」

さて、どうするか………

「………って、あ、瀬名先輩！」

「なに、A……って、れおくんもいるの」

「あ、セナ！！今まな板の顔面に俺の名曲で埋め尽くそうとしてるんだ！」

「いや、意味不明なんだけど」

「瀬名先輩とは本当に気が合うかもしれない」

「……………で、どうせ紙がないんでしょ？ほら、俺のあげる」

「おお、ありがとなセナ！！さすが、そこのまな板とは比べ物にならないな！」

「一言多い」

「じゃ、俺はもう行くから」

「あ、瀬名先輩、わざわざありがとうございました！」

「………………別に」



「いやー、瀬名先輩って実は優しいですよね、絶対」

「俺のセナを取るなよ、まな板！！」

「取りはしないよ、別に」

あと今まな板って言っただろ。

「ってか月永先輩に優しいの部分はないんですか？」

「Aには永遠にないな。」

「え、なんで今声のトーン下げたの？」

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