ささえたい ページ42
零「ふむ・・・」
貴女「・・・」
零「成程成程。ひとしきり、お主らのパフォーマンスを見せてもらったがのう。もう良いぞ、おしまいにせい」
真「はひ!よかった、やっと終わっり?ぶ、ぶっつっけで何時間やらせるんだこの人は・・・!?」
一番体力がないらしい遊木さんはヘナヘナとその場に座り込んだ
北斗「おそらく、俺達の体力も品定めしたのだろう。ライブは、体力勝負だからな」
氷鷹さんも肩で息をしながら乱れた前髪を整えている
スバル「どうだった、俺達のパフォーマンスは?生徒会に勝てそう?ねえねぇ♪」
明星さんだけ、いつもと変わらない
思いっきり朔間さんに飛びついて、クルクル回転している
真「うへぇ、明星くんは何であんなに元気に飛び跳ねていられるんだろう・・・」
北斗「あいつは“もの”が違うからな、ついていくだけで大変だ・・・本来はもっと評価されているべきだ。俺たちに付き合って底辺を這いずり回らなくても、もっと上を目指せる逸材なのだが・・・」
零「そろそろ話させてもらってもいいかえ?」
北斗「!朔間さん。俺達はあなたのお眼鏡に叶っただろうか?」
零「くくく、若いのう、未熟じゃのう、青臭くてたまらんのう・・・♪」
北斗「朔間先輩、顔色が優れないようだな。俺達は不合格か?あなたを楽しませることは出来なかったのか?」
零「焦るでない、不合格などとんでもない。天晴れ、天晴れ♪文句無しの合格じゃよ」
朔間先輩は思わぬ拾い物をしたみたいに、それが思った以上の価値を持っていることを知ったみたいに。自分が、世界で一番恵まれた果報者であると言うように眺めている。
tricksterと彼らのそばにいる天使を
零「(人1)の嬢ちゃんらは、どう感じた?」
貴女「私は・・・朔間先輩と同じように最初は放心していました。こんなにキラキラ輝いて歌って踊ることを純粋に楽しんでいる彼らがどうして、
どうしてこんなにも泣かなくてはならないのかと
私はお客さんの数にも何も関係ない誰かのために誰かを笑顔にするためにここまでしてくれるアイドルを始めてみました。私はまだまだチグハグだらけの彼らを少しでも支えたい、そばに居たいです!!」
零「嬢ちゃんなら出来るだろうよ、たった1回でそんな事まで感じられた嬢ちゃんなら・・・」
貴女「!ありがとうございます、朔間先輩」
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水歌(プロフ) - 変換機能が仕事してない(゚◇゚)ガーン (2018年6月3日 1時) (レス) id: 32dfbb9933 (このIDを非表示/違反報告)
柚月 - (人1)を(名前)にしないと変換されませんよ? (2018年1月11日 17時) (レス) id: ff0659ebf5 (このIDを非表示/違反報告)
脳内パラレルワールド(プロフ) - (名前)の部分が、(人1)になっていて変換されていませんでしたよ。 (2017年12月22日 20時) (レス) id: 51b674cbb9 (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 御霊tさん» ありがとうございます!あまり更新出来ていないですがこれからも頑張っていきます!! (2017年8月31日 9時) (レス) id: d72e833c44 (このIDを非表示/違反報告)
御霊t(プロフ) - とても面白かったです!続きがすごく気になります。更新頑張って下さい。応援してます。 (2017年8月30日 12時) (レス) id: 290a03293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みか | 作成日時:2017年1月21日 17時