65-2 伏魔の時間 ページ40
烏「警視庁の知人から聞いた話だが、この小さなリゾート島“普久間島”は“伏魔島”と言われマークされている。
南海の孤島という地理も手伝い、国内外のマフィア勢力やそれらと繋がる財界人らが出入りしていると聞く。
私兵達の厳重な警備のもと…違法な商談やドラッグパーティーを連夜開いているらしい。
政府のお偉いさんともパイプがあり、うかつに警察も手が出せん」
業「ふーん。そんなホテルがこっちに味方するわけないね」
カルマは落ち着きを取り戻したよう。
口調はいつものようにおちゃらけてても、目は真剣そのもの。
吉「どーすんスか⁉このままじゃいっぱい死んじまう‼こっ…殺されるためにこの島に来たんじゃねーよ‼」
原「落ち着いて吉田くん。そんな簡単に死なない死なない。じっくり対策考えてよ」
原の一言は吉田だけではなく、動けるメンバー全員を安心させた。
寺「言う事聞くのも危険すぎんぜ。一番のチビの2人で来いだｧ?
お嬢は動けねーよ‼仮に行けたとしても人質増やすよーなもんだろ‼
第一よ、こんなやり方する奴にムカついてしょうがねぇ。人の
要求なんか全シカトだ‼今すぐ全員病院に運んで…」
竹「…賛成しないな。もし本当に人工的に作ったウィルスなら、対応出来る抗ウィルス薬はどんな大病院にも置いてない。
いざ運んで無駄足になれば患者の
対症療法で応急処置はしとくから急いで取引に行った方が良い」
殺せんせーが動けるのなら手の内ようはある。
しかし彼等の暗殺が下手にいいところまで行ったせいで24時間は身動き取れない。
敵の目的は先生だが、渡しに行った生徒2人を人質に取り薬も渡さず逃げられたら最悪。
さらに要求した最も背の低い人物のうち1人が感染者。
＿＿＿絶望的な状況。
A「私……動けます」
少し高めの可愛らしい声が、耳に届いた。
A「犯人は…動ける生徒の中から選べばいいものを……感染者も含めて選んだことに意味があると思うのです…」
「「……‼」」
A「もしかしたら…犯人は私にも用があるのではないのかと……ここが政府のお偉いさんと繋がっているところなら…充分ありえます」
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ももか(プロフ) - とっても面白かったので、できればでいいので更新して欲しいです！！ (2019年2月7日 20時) (
レス) id: 84d87895ea (このIDを非表示/違反報告)
しらす - ゆうりさんと同じ意見で、期待させるようなコメントは見たくありませんでした。勝手に完結されてしまうのも、こちらとしては本当に残念です。でも、これからも頑張って下さい。 (2018年11月22日 22時) (レス) id: 8588d81713 (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - ものすごく面白かったのに残念です。でも、ずっと応援しています！この作品が好きだから、作者さんが作る小説が好きだから応援し続けます！もし、もし良かったら作者さんのペースでいいので更新してほしいです。こんなにいい作品滅多にないのでこれからも頑張って下さい (2018年10月9日 20時) (レス) id: c7e146b978 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - この作品が本当に大好きなのでこれで完結なのは正直とても残念です。もし良かったらゆっくりでいいので作者様が更新出来そうな時にしてくれたら嬉しいです。しつこくてすみません。ですが、そんな時が来たら全力で応援しますね。素敵な作品をありがとうございました。 (2017年3月18日 16時) (レス) id: 45aaac57d7 (このIDを非表示/違反報告)
詐欺師 - とても面白かったです。楽しみに待ってます (2017年3月16日 23時) (レス) id: 5de8f988fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2015年2月6日 10時
