10-4 大人の時間 ページ43
ひ「な、何⁉」
岡「銃声の次は鋭い悲鳴とヌルヌル音が‼」
しばらく様子を見ていた生徒たちだったがいつまでもヌルヌル音が消えない。
岡「めっちゃ執拗にヌルヌルされてるぞ‼」
A「行ってみましょう」
生徒たちが倉庫前に着くと殺せんせーが出てきた。
渚「殺せんせー‼」
殺「いやぁ…もう少し楽しみたかったですが、皆さんとの授業の方が楽しみですから。6時間目に小テストは手強いですよぉ」
渚「…あはは。まあ頑張るよ」
デレ顔ではなく、教師の顔となった殺せんせーに生徒たちは一安心した。
するとフラフラとした足取りでイリーナが出てくる。
(健康的でレトロな服にされてる‼)
それは小学生のような体育着に“イリーナ”と名前入りで、おまけに、はちまきまでしている状態だった。
イ「まさか…わずか1分であんなことされるなんて…肩と腰のこりをほぐされてオイルと小顔とリンパのマッサージされて…早着替えさせられて…その上まさか…触手とヌルヌルであんな事を…」
(どんな事だ‼?)
渚「殺せんせー何したの?」
殺「さぁねぇ大人には大人の手入れがありますから」
悪い大人の顔で殺せんせーは言ったのであった。
殺「さ、教室に戻りますよ」
生徒たちは教室に戻っていく。
イ(許せない。こんな無様な失敗初めてだわ。この屈辱はプロとして必ず返す‼次のプランで絶対に殺ってやる‼)
イリーナは復讐に燃えた。
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小テストを早く解き終わったAは今日1日で学んだことを思い返していた。
A(キスは愛し合うものたちだけが行うものではない…)
カルマにそう教えられたのであった。
事故だったり、無理やりだったり、あるいは片想いの相手に自分の気持ちを気づかせるための言葉ではない手段としてであったりと。
その度にAが怒るのは間違っている。された本人が気にしていないようなら周りがとやかく言う必要はない。
A(難しい問題ですね…)
業『それでもまだビッチねえさんが許せないなら、それは別の感情だよ』
カルマに言われた別の感情とは何か。Aにはそれがわからない。
A(私にはまだまだ学ばなければならない感情があるようですね…)
今のAは理論的過ぎる。人間らしさが足りない。
そのことに本人も気づきだした。
一方でカルマがまともに教えたことにクラスは驚愕していた。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
