3-1 面談の時間 ページ14
渚たちと別れた後、1人の少女と超微生物が個人面談を始めた。
A「個人面談って…進路についてはまだ先だったと思いますが」
殺「進路のことについてもそうですが、Aさんにいくつか質問したいことがあります」
そんなに改まって質問されること。
Aの頭の中にいくつかの可能性が浮かぶ。
殺「何故、君は暗殺に来ないのですか」
A「…‼」
殺せんせーの質問はAが可能性として上げていたいたものの1つを指した。
殺「毎朝の一斉射撃やクラスがまとまって暗殺にくるものについてはしっかりと行っています。しかし個人的に暗殺来た回数はゼロ。今こうしている瞬間でさえ君は暗殺を行わない」
なんとも言えない威圧感が漂う。
A「…実は私、意外と不思議ちゃんキャラでいこうと思うので…」
殺「あ、そういうのいいんで」
A「……」
重い空気を流そうとしたAだったが、見事に受け流されてしまったのである。
「はぁ…」とため息をつき、諦めて理由を話始めた。
A「…地球が滅びればいいと思っているからです」
殺「……」
A「これは…私が“赤城”と呼ばれたくないことにも関わってきますが、殺せんせーはこの世の中、どう思います?理不尽な差別が溢れてて、努力を認めてもらえず結果だけを重視したご時世。そんなの間違っていると思わないのですか!?」
珍しく大きな声を出すA。
殺「だから地球が滅びればいいと?“赤城さん”それはただのわがままです」
A「‼‼」
赤城という言葉に反応するA。
A「赤城って呼ばないでください…」
その表情は悲しそうだった。
A「それに…わがままなのは十分承知の上です。しかし、あの人が…お父様が日本のトップに立ってしまったら…この国は変わってしまう。何度声を上げても、お父様には届かない」
泣きそうな顔をしたAの頭に殺せんせーは優しく触手を乗せた。
殺「ならば君が変えればいい」
さっきまで絶望したかのようなAの表情を塗り替える、衝撃の一言だった。
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
