2-3 野球の時間 ページ12
殺「君は野球部に?」
杉「前はね」
殺「前は?」
そして杉野はこの学校の差別の一部を話し始める。
杉「部活禁止なんだ。この隔離校舎のE組じゃ。成績悪くてE組に落ちたんだから…とにかく勉強に集中しろってさ」
殺「それはまた随分な差別ですねぇ」
杉「でももういいんだ。昨日見たろ?遅いんだよ俺の球。遅いからバカスカ打たれてレギュラー降ろされて、それから勉強にもやる気なくして今じゃエンドのE組さ」
殺「杉野くん。先生からアドバイスをあげましょう」
殺せんせーの顔はドヤ顔だ。
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渚「僕は課題の提出をしなくちゃいけないんだけど、Aは何か殺せんせーに用事?」
Aと渚は、杉野と殺せんせーが話している場所へと向かっていた。
A「用事というか…個人面談をしたいと言われまして…。それより杉野くん大丈夫でしょうか。今日も元気なかったですし…」
渚「Aのおかげで昨日よりは元気そうだったけど」
そう話しながら目的地に到着すると2人は目を張った
A「な、何してるんですか殺せんせー‼」
渚「そうだよ‼生徒に危害を加えないって契約じゃなかったの!?」
そこには触手に絡まれてる杉野に姿があったからだ。
だが、殺せんせーはそんな2人を無視して話始める。
殺「杉野くん。昨日見たクセのある投球フォーム、メジャーに行った有田投手を真似ていますね」
杉「…‼」
殺「でもね触手は正直です。彼と比べて君は肩の筋肉の序列が悪い。真似をしても彼のような豪速球は投げられませんねぇ」
杉野を触手から解放した殺せんせー。
渚「なんで先生にそんな断言できるんだよ」
A「そうですよ。筋肉の序列なんて直接確かめないとわかりませんし」
殺「ですので、昨日本人に確かめて来ましたから」
そう言って英字新聞を取り出した殺せんせー。
『有田投手が触手責めに‼』という見出しの一面だった。
(確かめたんならしょうがない‼)
そう思うほかなかった
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あみ - 面白いですね！私の周りにも赤城という人がいるのでうらやましいです！ (2020年3月19日 7時) (
レス) id: 8666f27a09 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 3-2の、英語カッコいいです！ (2016年8月23日 13時) (レス) id: 1ae66d2aef (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - あの、1ー2の烏間先生が、微生物と言っているところは、超生物だと思います。 (2016年5月12日 17時) (レス) id: 85011434c6 (このIDを非表示/違反報告)
マイルノ - 「いちいち」ではなく、「いまいち」だと思います！間違ってたらすいませんm(__)m (2015年1月24日 20時) (レス) id: 7300c6355d (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - ユミキさん» 間抜けな人やのろまな人を罵る言葉らしいです！正直私もそんな深い意味を持って使ったのではなく、よく昔から｢おたんこなす｣って人を貶す時に使う言葉だなー。ぐらいの勢いで使ってしまったので、調べて初めて意味知りました！なんかありがとうございます！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: f2c085c21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさぎ | 作成日時：2014年10月6日 11時
