Welcome to wonderland 【暗殺教室】【派生作品】 (ページ8)

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第六話　　少年少女ページ8

貴「普通の衣装でよかったよ…」
茅「むしろなんだと思ってたの…」
数分後、カエデとすっかり仲良くなった。←
貴「ねえ、カエデ」
茅「何？玲央菜」
貴「ここにさ、白い髪の人っている？」
面接時に、見かけた少年。
茅「ああ、イトナ君ね！」
あっさり名前がわかってしまった。←
茅「どうしてそんなこと聞くの？」
面接時を語る。
茅「なるほどね～…」
どうやら、思い当たる節があるらしい。
茅「それ一目惚れじゃない？」
なんで年下相手に…あ、年上か。
貴「な…！？ないよ！」
私はお姉ちゃんの代わりだから、
茅「怪しいなぁ～？」
ここに愛着は持っちゃいけない。
貴「本当だって！」
この関係も、いつかは清算しなくちゃいけない。
貴「恋より仕事！が今の信条だよ！」
★
アーシャ「今日から働いてもらう、柊A君よ」
貴「よろしくお願いします！」
数えると、三十人弱いた。
貴(全員カエデの同級生ってマジ…！？)
明らかに年下にしか見えないんだけど！
アーシャ「詳しいことは、悠馬君かメグにでも聞いてちょうだい」←
丸投げすなっ！
磯「よろしくな、柊」
片「これから仲よくしようね、柊さん！」
貴「うん、よろしく！」
よくよく考えたら、お姉ちゃんと同い年なんだよね？
貴「私のことは玲央菜でいいよ！」
お姉ちゃんと紛らわしくなるし。
業「玲央菜ちゃんはさ、なんでこんなとこで働こうと思ったの？」
なんでって言われても。
貴「…元々、ここの常連で、この間スカウトされたんだ」
お姉ちゃんがね。
貴「昨日、面接受けて、合格しました」
おっと、思わず敬語になっちゃった。
渚「なんでスカウト受けたのに面接してるの…」
やっぱりそうきたか。
貴「そのとき支配人に話通ってなかったみたい」
全「いや、通しとけよ！」
私に言われても。
貴「…見事なまでのハモり具合だな…」
ボソリと呟く。
アーシャ「玲央菜君を案内してちょうだい」
おい、それも丸投げか。
貴「裏側とか知らないから…」
一応補足。
片「いいわよ、ついてきて！」
いい人だなぁ。
貴「ありがとう、ございます」
おっと、また敬語に…
渚「なんでまた敬語？」
奥「別にいいんじゃないですか？」
クラスに一人はいるよね、同級生にも敬語使う人。
貴「あー…慣れてないからかなぁ…」
年上相手にタメ口が。だって同級生設定だから。
貴「…年下に見えるのになぁ…」
おっと、本音が出た。
全「！？」
なんで皆、目ん玉飛び出すほど驚いてるんだ。
全「そんなわけないけど！？」
逆に怪しい。←