Welcome to wonderland 【暗殺教室】【派生作品】 (ページ6)

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第四話　　面接という名のバトルページ6

アーシャ「ええ、どうぞ」
二枚ベットし、二枚チェンジする。
貴「…なるほど」
フルハウス。微妙なラインだ。
アーシャ「次は私ね」
五枚ベットの一枚チェンジ、だと！？
貴「…自信ある手なんですね…」
段々と自信がなくなってきた。
貴「開示、ですね」
その結果、
アーシャ「負けた、か…おめでとう」
ツーペアとフルハウスで、私が勝った。
貴「やった！」
四枚返ってくる。
アーシャ「次は私がシャッフルする番ね」
第三戦が、始まった。
貴「こういう混ぜ方、何ていうんでしたっけ？」
ぐしゃぐしゃに混ぜるやつ。
アーシャ「ウォッシュシャッフル、よ」
貴「そうでした」
覚えておこう。
アーシャ「さあ、どっちにする？」
貴「こっちで！」
自分から見て左を取る。
貴「なるほど」
ブタだけど、引いたカードによってはワンペア狙える。
アーシャ「私から変えるのでいい？」
貴「あ、はい、どうぞ」
どう変えるかを考える。
二枚ベットの二枚チェンジ、か。
貴「…こう、かな」
二枚ベットの三枚チェンジ。
貴(ラッキー、ツーペアになった！)
アーシャ「さあ、開示の時間ね」
その結果、
貴「だんだん役強くなってません？」
ツーペアとストレートフラッシュで、ミス・アーシャの勝利。
アーシャ「これも実力かしら？」
貴「…引き分けに持ち込みますよ…！」
さっとカードを切る。
貴「…いい役来いっ…」
もう負けられない。
貴「…ふーん…」
ポーカーフェイスができただろうか。
貴(ストレートフラッシュ！？)
ただ、賭けるかどうかが重要。
貴(…9を捨ててAが来るか…)
貴「…オールイン！」
アーシャ「賭けに出たわね」
一枚チェンジが吉か凶か。
貴「…うーん…」
思わず唸る。
貴(ミス・アーシャの役によるな…)
アーシャ「あまりよくなかったみたいね？それとも演技かしら？」
揺さぶりに動じるわけにはいかない。
貴「…開示しましょうか…」
勝っても負けても、これが最後。
アーシャ「ふふ、楽しみね」
その笑み、崩してあげる！
貴「さあ、開示のときですっ！」
その結果、
アーシャ「…これは…」
貴「ぐぬう…」
まさかの両者、ロイヤルストレートフラッシュ。
貴「…私の負けです」
私はダイヤ、ミス・アーシャはスペード。
貴「一番強い柄と一番弱い柄とは…」
アーシャ「正直、一瞬焦ったわ」
全然そう見えなかったけどなぁ。
貴「…ありがとうございました」
ペコリと頭を下げて、その場を去ろうとした。
アーシャ「待って」
何で止めるんだ。
アーシャ「面接、合格よ」